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サイバーダイン、リハビリ・介護ロボ開発 高齢者の移動・排せつ支援  =日刊工業新聞 2018/11/21 05:00=

サイバーダインは、ロボットの新商品開発を急ぐ。2019年度以降に高齢者の移動支援をする衣服型のロボットスーツ「HAL(ハル)」、さらに見守り・コミュニケーションロボットやトイレドッキング型の排せつ支援ロボットも商品化を目指す。排せつ支援ロボは、人工知能(AI)を搭載した自動運転を計画する。

高齢化社会進展でリハビリや介護の助けになる自立支援ロボの需要が増えるとみて、清掃ロボで培った自律走行技術などを新ロボの開発に生かす。

サイバーダインは清掃ロボや搬送ロボの技術やノウハウを生かし、高齢者の移動や、車いすからの移乗、排せつ、見守りなどの用途に活用する。清掃ロボは商業施設やオフィスビルに導入済み。AIとビジョンシステムで経路を自動生成し、磁気テープやマーカーなどの誘導線なしで自律走行する。また、3次元カメラで障害物を立体的に検出し、安全に一時停止できる機能も持つ。

ハルは高齢者が装着して歩行トレーニングなどに活用することで歩行機能や歩く速度が回復する、といった効果を確認済みで、衣服のように安易に使えるよう、軽量化や薄型化への研究を進めていく。