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メモ帳の掲示板

5940不二サッシ

「KUMADAIマグネシウム」が次世代の航空機の材料として世界を飛ぶという話が現実味を帯びてきました。
熊本大学は世界最大の航空機メーカーボーイング社との共同研究のための協定を結びました。
【熊本大学谷口功学長】「日本でせっかく生まれたものですから我が国の財産として大きく育てたい。
」これは、きのう非公開で行われた熊本大学とボーイング社との調印式の様子です。
これまで、「マグネシウム合金」は、「発火しやすい」という理由で航空機への使用を禁止されていました。
ところが、熊本大学の河村能人教授の研究チームが開発した「KUMADAIマグネシウム合金」は、「強く」「燃えにくい」などの特性を備えていて、FAA・アメリカ連邦航空局の燃焼実験に合格。
中でも2001年に開発した「KUMADAI超急冷耐熱マグネシウム合金」は現在航空機に使われている「超々ジュラルミン」に比べ「強く」「錆びにくい」ため、航空機への新素材を決める権限を持つボーイング社が注目、今年5月から共同研究を始めていました。
今後は日本の大手素材メーカーと協力して量産できるような開発を行い2020年から開発が始まる次期航空機への採用を目指します。