データ帳の掲示板
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266
>>264
各産業ごとの就業者の総数の推移を
記録の取れる範囲全てで。季節調整アリ。
チャートの右端、いま現在で
一番上にあるかすみ色が政府関連。
それ以外はチャートの上の注釈に
先に列挙した順、色分け通りに並んでいる。
政府関連の多さに驚くが、
連邦政府と地方政府があるので
これくらいになるのだろう。
内訳では地方政府の方が圧倒的に多い。
次いでいま現在、水色のヘルスケアが多く、
また近年急増してもいる。
基本的にはどの産業も右肩上がりだが、
唯一、青の製造業は1979年7月がピークで、
特にITバブル後に急減している。
産業構造の変化を反映しているのだろう。
リーマンショック後からは
緩やかな増加に転じているが、
最近はまた伸び悩んでいる。
製造業以外はサービス業だから、
その全体への影響力は年々
小さくなってはいるものの、
それでもなお一大カテゴリーではある。
赤の小売業も、コロナ禍前のピークを
越えられてない。
ネットショッピングの伸長の影響か。
緑の輸送業も数年前にいったんピークを
つけたのは、ウクライナ紛争に端を発する
供給網逼迫と何か関係があるのかな?
・・・などと、雇用統計、ひいては
米国の産業構造の理解もより深まるかなと。 -
268
>>264
6つの主要産業と政府関連、それぞれの
就業者数の前月からの増減数の推移を、
まずはITバブルのリセッション期で
見てみよう(季節調整アリ)
要するに、No.257と同じチャートを、
主要産業ごとの内訳に分解してみたのが
スクショ上段のチャート。
下段は同じもので、リセッション入りした
当月の各項目の数字を表示しただけ。
・・・ごちゃごちゃしててヨクワカンネェ😵
ただその怪我の功名として、
意外にもリセッションの直前までは、
各部出っこみ引っ込みありながら
全体としてヨコヨコを保ってると分かる。
青の製造業がちょいちょいマイナスだが、
コレは先述の産業構造変化による部分も
あるのだろう。
さすがにリセッションが近づくにつれて
傾斜を強めていってるが。
コレがNo.257の全体チャートの
右肩下がりの主要因か。
リセッション入りした2001年3月に
マイナス域にあったのは、
青の製造業、赤の小売業、
橙のフードサービスの三つ。
特に前者二つの落ち込みが大きい。
意外なのは橙のフードがその後
しばらくは持ち直していること。
不況になったら外食産業なんて真っ先に
閑古鳥になりそうなもんだけどね🤔ヘェー
でも、リセッション中に一番上にあるのは
やっぱり政府関連なのは予想通りw
まぁそれが連中の仕事ではある🏛️🏦 -
269
>>264
> 6つの主要産業と政府関連、それぞれの
> 就業者数の前月からの増減数の推移
次はリーマンショック期。
コレもリセッション入り直前までは
ヨコヨコなのだが、しかし
入ってからは一気に、そして際限なく
どんどん悪化していくカタチで
ITバブル期とはまた少し趣きが異なる。
ただし製造業はヨコヨコとはいえ
ずっとマイナス域でのこと。
つまり毎月ずっと減り続けていたのだ。
先述の通り製造業はITバブル後に
一気に収縮していっており、
当時の投資家やアナリストは、
これが産業構造の変化によるものか
景気後退の前兆なのか、
判断が難しかったのではないだろうか。
また、リセッション入りは2007年12月で
リーマンショックは2008年9月。
リセッション入り後に続々と
主要産業がマイ転していっており、
ショック本体の前に既に経済は
相当痛んでいたことが分かる。
リーマンショックとは、
不況のどん底でトドメのごとく起きた
最悪の金融危機だったのだ・・・
そりゃシグわな😞
あとはやっぱり、ヘルスケアの異様な強さw
ショック後ですら一度もマイ転せずに
リセッションを切り抜けている。
・・・ヘルスケアってなんなん?😅
リセッション入り当月にマイナスだったのは
製造業、小売業、輸送業の三つ。
数字は大きくはないが、
製造業はずっと減少し続けていたので。
この先さらに堕ちるんだが。ヂゴクや😔 -
272
>>264
> 6つの主要産業と政府関連、それぞれの
> 就業者数の前月からの増減数の推移
いま現在。
やはり全体的としてはヨコヨコである。
ただし、当初+40〜80(千人)辺りの
レンジに収まっていたラインたちが、
ヘルスケアと政府関連を除いて
ゼロ付近に収束していっている。
また各ラインがマイ転する回数が
過去二つのリセッション直前より多い。
ただ、現在は、コロナ禍からの急回復期の
後の時期なので、取り過ぎた雇用者の調整
という側面もあるかもしれない。
それでもこれまで雇用統計を詳細に見てきて、
「強いのはヘルスケアと政府関連ばかり」と
何度も漏らしてきた印象が、決して
個人の感想ではなかったと裏付けられたw
ヘルスケアと政府は、不況時にも強い、
というより「不況時にこそ強い」というのは
過去の二つのチャートで実証済み。
その、リーマン期にすらマイ転しなかった
ヘルスケアは、チャート左端では
ちょくちょくマイナス域にあったのが、
いまは高いところにあるw
最新分でマイナス域にあるのは、製造業、
小売業、輸送業、科学技術サービスの四つ。
フードも強くはない。 -
273
>>264
補足データ。
ヘルスケアと政府関連以外の五つのみ。
期間はコレまでの半分の一年半で、
過去チャートは右端がリセッション入り
当月となっている。
つまりリセッションまでの一年半。
上から順に、ITバブル期、
リーマンショック期、いま現在。
いま現在が一番ギザギザ上下動が大きく、
また各ラインのマイ転の回数も多い。
レンジは+30 〜 -20といったところか。
青線の製造業がリセッション入り直前に
急減速したITバブル期、
ずっとマイナス域だったリーマン期。
いま現在は・・・
またいま現在でもうひとつ、
コンピュータ関連が含まれる紫の
科学技術サービスも右肩下がりのようだ。 -
274
>>264
補足データその2。
製造業と科学技術サービスだけ。
期間はもとの全体チャートと同じ、
2021年1月からの現在までのほぼ3年間。
上段はこれまでと同じ、季節調整アリの
「前月」からの増減「数」。
下段が季節調整ナシの前月同月「比」。
どちらも上値切り下げの下降トレンド。
青の製造業は、8月から3ヶ月連続で
前月からも前年同月からも減少している。
(前年同月より0.37%減)
前月からの減少幅は期間中最大で、
前年同月からの減少比も
どんどん大きくなっていってる。
過去二つのリセッションで、
産業構造の変化による面もあるとはいえ、
やはり製造業の減速はリセッション入りに
先行していた。今回はどうか。
紫の科学技術サービスは、前月から
8月に次ぐ二度めのマイ転。
前年同月からはまだプラスだが
増加率は1.21%で、
こちらも減速の一途を辿っている。
sky 11月3日 03:11
>>240
資料の保存。
スクショはアンカ先と同じ表。
各産業ごとの就業者
(これまで「雇用者」と呼んでいたが
employeeは一般に「就業者」か)
の数の変化を見たい。
人数が多かったり、代表的だったりする
カテゴリーを6つピックアップする。
スクショ左側の産業名欄の上から順に
青「製造業」
赤「小売業」
緑「輸送業」
紫「プロフェッショナルビジネスサービス」
からはサブカテゴリー「科学技術サービス」
水色「民間教育・ヘルスサービス」からは
サブカテゴリー「ヘルスケア」
橙「レジャー・ホスピタリティ」からは
「フード・ドリンク店」
以上6つと、色はつけてないが、
橙の二列下の「政府関連」の合計7つ。
サブカテゴリーはオリジナルリリースの
事業所調査の表B-1で見られる。
政府関連以外は民間 private であり、
そのうち製造業以外はサービス業になる。
コンピュータ関連は紫の
科学技術サービスに入る。