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極貧、勝ち知らずの勉強室の掲示板

【回顧】FOMC50bp予防的利下げ

遡ること17年前の2007年9月18日、FOMCは今回と同じように50pbの予防的利下げを行った。

その後、市場は利下げを好感し、約1ケ月間アメリカの株価は上昇した。
しかし、その先は下がり始め、ベアスターンズ破綻、そして約1年後のリーマンショックに繋がっていった(リーマンショックは2008年9月15日)。

政策金利決定面で当時と大きく異なる点は、アメリカはバーナンキ指導の下2012年1月にインフレターゲット2%を導入し、その基準に沿って政策金利を運営している点。日本は翌2013年にインフレターゲット2%導入開始。
(ちな、インフレターゲットは、約30年前のニュージーランド連銀での導入が歴史の始まり。)

まだ議論すら起きていない段階だけど、人口動態が異なる中(高齢化はデフレ圧力)、先進各国がインフレターゲットを均一2%としている点は数年以内に必ず見直されると思う。

個人的な試算では、現状、アメリカは2.5%程度が適当であって、日本は1.75%程度が適当(一個人の試算結果なので、誤差・異論はあるでしょう)。
いずれにしても、双方には乖離があり、両国が無理に2%に合わせようとすることで必ず株式市場にも歪みが起こる。

かなり脱線してしまったけれど、今後1ケ月ぐらいアメリカのマーケットが安定したからといって油断は禁物という備忘録的投稿。kyo