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徒然に忘備録の掲示板

「喫煙が肺がんの原因だとすれば、これは絶対に起きません。1996年以降は減少すべきなのに、逆に肺がんが激増してきたのでした」。

こういう話をすると「年齢補正したデータによれば、1996年以降、肺がん患者数は減少しています」とぬけぬけと話す教授がいた。

年齢補正データとは何か? 私に言わせればそれは「改ざんデータ」となる。
肺がん発症者数を、どう年齢補正するというのか? 日本の国内問題を、どう年齢補正するのか? 北海道と東京と鹿児島では、年齢分布が大差なのか?補正が必要なほど年齢分布に大差があるとは到底思えない。東京だろうと地方だろうと、高齢化比率に大差あるまい。 むしろ地方の高齢者のほうが元気ではないのか?そうした細かい点での年齢補正を実施しているとは到底思えないし、補正できるものではないと考える。

狭い日本なのだから実数データを取ればいいだけである。国立がん研センターは最近、実数でがん患者数を公表しているようだが、そんな当然のデータでさえ今まで提示してこなかったのだった。

年齢補正すると以下の故人は生きていることになる(敬称略)。
逸見政孝、夏目雅子、本田美奈子、黒木奈々、中村勘三郎、千代の富士、山本キッド、小林真央、さくらももこ、女子プロレスラー3名。

これらの方々は20代から30代、上は60歳前半という若さで亡くなったが、年齢補正データによれば「若い人は、がんでは死なない」として計算されていると聞いた記憶がある。そうなると上記の故人たちは皆さん、データ上ではまだご存命だということになる。これが「年齢補正データ」の実態だと認識したことがあったことを思い出した。

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