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くるみぱん2
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>>236

DD

環境ホルモン
 
ダイオキシン、PCBなど戦後の石油化学工業は、それまで地球上に存在しなかった化学物質を多種多様、大量に生産してきました。
それらは医薬品、農薬、化粧品、食品添加物、化学建材、合成洗剤、プステック添加物などで、身の回りに溢れています
これら人工化学物質は、一見、生活を豊かにしたように錯覚させています
しかし、それらは人体や環境を恐ろしいレベルにまで汚染しているのです
 
たとえば日本でのプステック生産量は戦後50年間で900倍と爆発的に増えています。
そして、プラステック添加物として数十万トン単位で大量使用されてきたフタル酸エステルやビスフェノールAなどは、まぎれもない環境ホルモンなのです。
ドイツでは、すでに少なくとも400種類以上の化学物質を環境ホルモンと認定しています。
それ以外の多くの化学物質も環境ホルモン作用が疑われています
まずは、化学物質をできるだけ体内に入れない生き方が大切です
 
環境ホルモンの最悪効果は疑似〝女性ホルモン〟作用です。
超微量でも体内に入ると男性を女性化させるのです。
これが世界中の男性の精子を激減させていることは、間違いありません。
精子激減は、日本の男性では、さらに深刻です。
98年、帝京大学医学部の報告はショッキングです。
体育系の男子学生34人の精子を調べたら、「不妊症レベル」をクリアしていたのは、たった1人(3%)だったのです。
この実験を行なった押尾茂講師は、他の実験でも20代男性で正常精子を持つのは50名中2名だった、と報告しています。
やはり、結果は同じだったのです。
 
98年、大阪の不妊治療専門のIVFクリニックの調査も同じ。
19歳から24歳までの若者60人中57人(95%)に、①奇形精子など「異常率」が10%を超えていました。
10%を越えると「不妊原因」となります。
さらに②「精液過少症」が43%、③「乏精子症」が40%……と、信じられない数値が続きます。
「これら精子異常は不妊治療を受けている患者より、さらに劣っていた」
(同クリニック:『日本不妊学会』報告 98/11)
20歳前後の若者95%が精子異常などで不妊レベルだった……。
大阪IVFクリニック報告は衝撃的です。
その論文に興味深い記述があります。
 
「ハンガーガーを『よく食べる』と回答した77%に精子異常率が高かった」