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深海deあります.。o○
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日経バイオテク記事より

AbbVie社が米Celsius社を約400億円で買収、炎症性疾患の開発品を相次ぎ取り込み

2024年6月27日、炎症性疾患に対する開発品を有するスタートアップの米Celsius Therapeutics(セルシウス・セラピューティクス)社を買収すると発表した。
AbbVie社は、2024年だけでもフランスOSE Immunotherapeutics(OSEイムノセラピューティクス)社や中国FutureGen Biopharma(フューチャージェン・バイオファーマ)社とライセンス契約を締結したり、米Landos Biopharma(ランドス・バイオファーマ)社を買収したりするなど、炎症性疾患を対象とする早期・中期段階の開発品の取り込みを加速させており、今回のCelsius社の買収もその一環とみられる。

<コメント>
特許切れとなったヒュミラの後継薬探しをするアッビイ。
血液がんイブルチニブの後継薬探しも重要なミッション。
0871と1763まとめてカルナと共同研究方式で提携すれば面白い展開に。

  • >>802

    ココに注目!!
        ↓
    「早期・中期段階の開発品の取り込みを加速」
        ↓
    その背景にAI創薬が有望な化合物を保有するバイオベンチャーを狙い撃ちの動き。
    あの孫さんやエヌビディア、Microsoft等が異分野からのヘルスケア分野に投資を拡大中。

    必然的にメガファーマは「早期・中期段階の開発品」獲得に動きます。

    一方、オープン・イノベーション方式で、ギリアドはGS-9911、カルナはAS-1763を事前に市場に試験用試薬を開放。
    学会発表とグローバル・データでのお墨付き、勿論知的財産である特許取得済。

    今回のアッビイの動きは必ず他のメガファーマも追従が予想される。

  • >>802

    ファースファーマの記事より

    https://www.fiercepharma.com/pharma/shrinking-market-share-abbvies-humira-loses-ground-battle-against-biosimilars-report?itm_source=parsely-api
    アッヴィのヒュミラ、バイオシミラーとのハイリスクな戦いで劣勢に

    一部抜粋
    アッヴィは、ヒュミラの売上減少の穴埋めとして、新しい免疫薬であるスカイリージとリンヴォックに軸足を移すことを長い間計画していた。
    昨年のヒュミラの売上は、前年の過去最高の212億ドルから144億ドルに落ち込んだ。(32%減少)
    直近では、ヒュミラの売上は第1四半期に40%減少 し、スカイリージが四半期売上20億ドルに追いつくところだった。

    <コメント>
    スカイリージとリンヴォックだけではカバーしきれないと考えているからこそ、新たな炎症性疾患治療薬を次々と買収・提携に動いている。
    イブルチニブ後継薬も同様。
    海外医療情報メディアは2022年末にアッビイの先行きに楽観的見解(売上高でNo1)を出していたが、イーライリリー等の動きで予想は外れている。
    ここにきてAI創薬を武器に、テック企業・生成AI・半導体企業(エヌビディア等)も、製薬業界に熱い視線を送ってきている。
    メガファーマと言えども、彼らの資金力には対抗できない程の差が出てきている。