ここから本文です
投稿一覧に戻る

シンバイオと愉快な仲間たちの掲示板

>>4188

病院の病床数は入院のものなので、化学療法室のベッド数とは関係ないものです。DLBCLは再発・難治性と言われながらも病気の進行はゆっくりなので、多くの患者は外来診療にて治療を受けていると思われます。ですのでベッド数を母数とする計算ですと、誤った結果になります。
もし計算するなら外来化学療法室が公表している治療総件数と各診療科割合のうち血液内科を参考にして、血液内科が公表していれば診療実績より計算することですが、各病院のレジメンは膨大であることと更新がされてないことが多く、現在の状況とは乖離している可能性が高いです。
即ち、四半期毎の資料と試算を照らし合わせて調整することが最も正確な結果となります。ただシンバイオが出す実績は卸に対する売上ですが、試算で使ったものは公示薬価での計算です。厳密に言えばシンバイオが卸に売るトレアキシン1本あたりの価格より公示薬価は高いため、結果的に患者数は少なく試算されます。そのため、これをもとに浸透率を計算することは些か適切ではないものの、浸透速度を想定することは可能です。
シンバイオの資料では「薬価ベースで」となっており、それと年間売上高を比較すれば、卸への価格を想定することは可能です。そうすればもう少し実状に近い数字として表れます。
ご参考になりましたら幸いです。