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>>22390

⬆日本が見本…ぷ
>ギャンブルもねずみ講もだいじょうぶダァ
【社会保障の「国営ネズミ講」は維持できるか】
2019年04月19日 17:30
池田 信夫
萩生田発言は波紋を呼んでいるが、麻生財務相のように「増税しないと財政が不安定になり、社会保障が維持できなくなる」という批判が多い。しかし萩生田氏もいうように「プライマリーバランス(PB)は目的ではない」。政府の目的は財政黒字ではなく経済の安定と成長なので、PBを黒字化して長期停滞が悪化するのは本末転倒だ。しかし増税しないで社会保障は大丈夫なのだろうか?
結論からいうと、ゼロ金利が続く限り大丈夫だ。これを理解する上で大事なポイントは、まず高齢化の影響と財政赤字の影響を区別することだ。私の話を批判してくるコメントのほとんどはこれを混同しているが、いま増税しても高齢化で将来世代の負担が増えるのは同じだ。国債を増発しても、借り換えれば将来世代の負担は増えない。
賦課方式の社会保障は、将来世代からの借金という点では国債と同じだ。これは政府の会計では特別会計でオフバランスになっているが、一般会計と統合して考えると800兆円以上の債務超過になっている。この意味で社会保障はネズミ講(Ponzi scheme)だが、民間のネズミ講と違って政府は徴税能力をもっているので、デフォルトしない国営ネズミ講である。(中略)
安倍政権のように財政赤字のリスクをゼロと想定して冒険的なマクロ政策を続けるのは危険だが、財務省が「ゼロリスク」を求めて過剰に緊縮するのも長期停滞を悪化させる。日本ではマクロ経済の問題が党派的な論争になりがちだが、上の3条件のうち少なくとも3は実証データで検証できるので、客観的データにもとづく議論が必要である。