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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

>>19629

⬆インド太平洋戦略
【「一帯一路」事業また中断 マレーシアの港湾開発で】
2018.11.9 16:11
 【シンガポール=吉村英輝】中国がマレーシアで進める港湾開発事業「マラッカ・ゲートウエー」の建設作業が中断していることが、9日までに分かった。財政再建のためマハティール政権が中止表明した中国案件に、同事業は含まれていない。だが、中国側は業者らへの支払いを停止し、現政権の出方をうかがう姿勢だ。巨大経済圏構想「一帯一路」へ国際社会から猜疑の目が向けられはじめている中、中国が慎重姿勢に転じた可能性がある。

【マハティール氏「西洋に追いつくには日本人の価値観」】
2018.11.6 17:19
 安倍晋三首相とマレーシアのマハティール首相の会談と共同記者発表での主な発言は次の通り。
【二国間関係】
 安倍首相 アジアの偉大なリーダーで、長年にわたる日本の友人であるマハティール首相の訪日を改めて歓迎する。36年間で1万6千人以上の(マレーシアの)留学生、研修生が訪日した。両国関係発展への長年の尽力に敬意を表する。
 マハティール氏 西洋の国々にマレーシアが追いつくためには、日本人の文化や価値観が大切だと考えている。東方政策では日本の教育システム全体に着眼していきたい。
【二国間協力】
 安倍首相 マハティール氏が再活性化させた東方政策のもと、日本は教育、投資促進、人材育成、技術移転等の分野で引き続き連携する。こうした協力は日本が重視する自由で開かれたインド太平洋構想を実現していく上で重要だ。
 マハティール氏 マレーシアの財政問題を解決するすべを提起していただき、感謝申し上げる。
【対北朝鮮】
 安倍首相 拉致問題の早期解決に向けて改めて理解と協力を求め、支持をいただいた。
 マハティール氏 北朝鮮の脅威に私たちはかなり懸念を抱いている。一番良い解決法は北朝鮮と直接コンタクトを取ることだ。マレーシアと日本が緊密に連携し、この地域の発展に貢献できると考えている。

  • >>19770

    >ルック・イースト
    【日本びいきのマハティール首相、焦る中国走らす】
    2018.11.9
     「身にあまる光栄です」
     今年の秋の叙勲で桐花大綬章を受章したことを受け、マレーシアのマハティール首相は、民族衣装、バジュ・マラユを身に纏い大綬章親授式に臨み、受章の喜びを感慨深く語った。
     これまでアジア諸国からは、インドのマンモハン・シン前首相や故リー・クアンユー、シンガポール前首相が受章している。
     アジアの指導者として、かつてライバル関係だったリー氏は没後に授与されている。日本政府はマハティール氏には生前授与することで、最大限の敬意を払ったと言えるだろう。
     7日の離日前には、皇居で天皇皇后両陛下の招待の下、夫人で医師のシティ・ハスマ氏を伴って、昼食を共にした。
     最高レベルの配慮は、安倍普三首相との首脳会談でも見られた。(中略)
     記者発表では公表されなかったが、この円建てによるサムライ債は、親中のナジブ前政権時に中国から高金利で受けた債務の元利払いに活用される見通し。
     日本政府の保証付きサムライ債は、早ければ今年中にも発行される予定で、期間は10年で年率0.65%という超低利となる見通しだ。
     マレーシアは、マハティール氏が前任の首相時代にも、日本政府から最長40年間の長期低利貸付(0.7%)を受けていた。
     サムライ債は、円建ての中では利回りが高く、諸外国の政府や企業が調達した円をドルに戻すコスト面でも有利だ。
     マレーシアの財政再建の救世主になると大きな期待が寄せられており、マハティール氏も「マレーシアの財政問題解決の策を提案いただき感謝している」と安倍氏に謝意を表明した。
     日本円にして27兆円を超える債務を抱える国に、ある意味、「大判振る舞い」を表明した日本政府。
     その狙いは「中国からの借金を日本の財政支援で返済することで、マレーシアの『中国による債務トラップ』の箍を外し、『中国による依存度』を軽減するところにある」。
    (中略)
     安倍首相も「ルック・イースト政策で日本の経済発展を模範に国の発展を引っ張った、36年間という長年の友人であるマハティール首相に深い敬意を示したい」と語る。
     あらゆる面での支援をスタンバイさせることで、日本の影響力を拡大したい狙いがある。
     一方、こうした日本の動向にいち早く対抗しているのは、紛れもない中国だ。
    (以下略)