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4587-PEPTIDREAM研究会(中・長期ホルダー専用)短期・売り煽り禁止!!の掲示板

【ペプチドリーム臨床品目】分かりやすく詳しく!!その1

ペプチドリームは2020年2月14日、2019年12月期の決算説明会を開催した。金城

聖文取締役副社長は、「2020年12月までには、2つから6つの化合物が臨床試験入

りすることを想定している」と述べた。また同社の創薬プログラムのうち、臨床候

補化合物が同定され臨床試験の前段階にあるプログラムの数は前期から3つ増えて

8つになり、研究開発が順調に進捗していることをアピールした。2020年の業績見

通しは売上高100億円以上、過去最高益の更新を見込む。

 2019年12月期の業績は会社発表の予想通りの着地となった。売上高10億3700

万円、営業利益はマイナス8億8700万円で赤字だった。無借金経営を続けており、

資産は178億1700万円で自己資本比率は95%の高率を維持している。

 同社の臨床開発プログラム数は、2019年6月末時点で101だったが、2019年12

月末時点では107となり6つ増えた。また臨床候補化合物の数は5から8に、前臨床

試験対応化合物は10から11に、リード化合物は39から43にそれぞれ増えた。これ

らはアクティブなプログラムのみをカウントしており、プログラムを中止したもの

は除外している。また技術ライセンス先のプログラムは含まれていない。内訳は、

特殊ペプチド医薬品と低分子医薬品が合計で70、ペプチド薬物複合体(PDC)が

37と、PDCの存在感が高まっている。

 同社では臨床候補化合物8つのうち、最大で6つが2020年中に臨床試験入りする

との認識を示し、金城氏は「当局との協議が進んでおり、いつ臨床試験にゴーサイ

ンが出てもおかしくない」と述べた。