新機能のお知らせ
各銘柄ページに新設された「適時開示」タブより、最新の適時開示情報を簡単にご覧いただけるようになりました。
ぜひご利用ください。
【新機能】適時開示情報が閲覧可能に!
ここから本文です
投稿一覧に戻る

4587-PEPTIDREAM研究会(中・長期ホルダー専用)短期・売り煽り禁止!!の掲示板

中外製薬も国の支援に乗るってことでしょうか。


経産省、中分子創薬開発を支援
(2018/1/10 05:00)

.経済産業省は2018年度に、中分子創薬技術の開発支援を始める。中分子薬の生合成技術や動態特性に着目した創薬基盤技術の開発を後押しする。経産省の創薬支援は、これまでバイオ医薬品を中心に行ってきたが、新たに革新的な創薬につながる期待の高い中分子薬に着目。バイオと中分子を軸に展開する。個別化医療の実現や日本発の医薬品創出につなげる。

中分子医薬品は、分子量が少ない低分子薬と多い高分子薬の中間に位置する医薬品で、副作用少なく効果を持たせられるため、付加価値が高い。高分子薬の効果と、低分子薬のような安価で製造できる期待から次世代医薬品として注目が集まっている。

経産省による中分子薬の創薬基盤技術開発としては、膜透過する中分子の情報を蓄積し、構造解析などを組み合わせることで、膜透過する構造を予測できるシミュレーション技術の開発などを想定している。日本医療研究開発機構(AMED)に一定額を補助し、AMEDから民間企業などに委託する見通し。経産省は中分子薬と並行し、革新的なバイオ医薬品の技術開発も強化する。18年度から、米国を中心に研究が進む連続生産技術の開発や高度化に取り組む。がん細胞が分泌する物質の検出技術を開発して早期のがん診断を実現するための研究や、バイオ医薬品の創薬・製造技術の開発なども支援していく。バイオ医薬品にはさまざま種類があるが、代表格である抗体医薬品は分子量の分類では高分子薬に該当する。

政府は薬価制度の抜本改革などを通じ、製薬産業が長期収載品に依存するモデルから、より高い創薬力を持った産業構造への転換を促している。その中で経産省は、バイオと中分子を中心に創薬支援する。
.