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21日のNY株式相場は反発。ターゲット、ロウズなどの小売株の好決算を受けて景気後退懸念が和らいだ。終盤に米10年債利回りが一時、2年債利回りを下回る逆イールドとなったが、主要3指数は堅調を維持して終了した。注目されたFOMC議事要旨では前回の利下げは「サイクル半ばにおける調整(midcycle adjustment)」とされ、パウエルFRB議長の会見での発言通りだった。前日に173ドル安と4日ぶりに反落したダウ平均は305ドル高まで上昇し、240.29ドル高(+0.93%)で終了。ナイキが2.74%高となったほか、値嵩株のボーイングも2.48%高となりダウ平均を押し上げた。S&P500も0.82%高と反発。一般消費財の1.83%高を筆頭に全11セクターが上昇した。ハイテク株主体のナスダック総合も0.90%高と反発して終了した。

 米国の景気後退の可能性が意識されるなか、小売株が好決算を発表したことで安心感が広がった。総合ディスカウントストア・チェーン大手のターゲットの5-7月期決算は既存店売上高が市場予想を上回る伸びとなり、売上高と利益が市場予想を上回った。株価は20.43%高と急伸しS&P500の上昇率トップとなった。ホームセンター大手のロウズも予想を上回る好決算を発表し10.35%上昇した。引け後の決算発表では高級百貨店チェーンのノードストロームが時間外で2桁高。売上高が予想を下回ったものの、調整後一株当たり利益が予想を大きく上回ったことが好感された。

指標 寄値 高値 安値 終値 前日比 騰落率
NYダウ 26145.36 26268.32 26141.77 26202.73 +240.29 +0.93
S&P500 2922.04 2928.73 2917.91 2924.43 +23.92 +0.82
ナスダック総合 8017.07 8036.94 7998.5 8020.21 +71.65 +0.90
CME225先物 20450 20725 20445 20685 +115.00 +0.56