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12日のNY株式相場は大幅続落。米長期金利が低下し景気後退懸念が強まったほか、人民元安が続き米中の貿易・通貨安戦争の激化懸念が高まったこともリスクオフの流れを強めた。米10年債利回りは1.640%と前日比0.094%低下。2年債との利回り格差は約12年ぶりとなる0.063%に縮小した。ダウ平均は462ドル安まで下落し、389.73ドル安(-1.48%)の25897.71ドルで終了。6月7日以来の26000ドル割れとなった。30の構成銘柄は小幅に上昇したメルクを除く29銘柄が下落。キャタピラー、ゴールドマン・サックス、ファイザーが2%超下落した。S&P500とナスダック総合もそれぞれ1.22%安、1.20%安で終了し、主要3指数がそろって2日続落となった。

 香港での市民デモがブラックスワンとなる可能性が話題になったほか、アルゼンチンの大統領予備選で中道右派の現職大統領が劣勢となり、メキシコ株やメキシコ・ペソが急落したことや、バンク・オブ・アメリカが、経済指標に注意信号を示すものが多く、1年以内に景気後退に陥る確率が33%になったとしたこともセンチメントの悪化につながった。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の17.97から21.09に上昇。先週月曜日の急落以来の水準に上昇した。


指標 寄値 高値 安値 終値 前日比 騰落率
NYダウ 26169.91 26178.95 25824.94 25897.71 -389.73 -1.48
S&P500 2907.07 2907.58 2873.14 2882.7 -35.95 -1.22
ナスダック総合 7907.49 7924.99 7833.79 7863.41 -95.73 -1.20
CME225先物 20525 20580 20210 20265 -385.00 -1.86