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ブルームバーグによると、国際市場がもう少し多くの原油を消費する可能性があるというのが、ジュネーブの商社からウォール街の金融機関に至るまで石油を取り巻く多くの当事者の一致した見方だ。だが、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」参加国が十分に原油を供給するかどうかが、大きな問題だ。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)の下で積み上がった過剰な原油は速いペースで消えつつある。モルガン・スタンレーによれば、世界の原油在庫の減少ペースは過去20年で最も速い。米国の生産が強い寒波で打撃を受ける中で、原油価格は新型コロナの感染拡大前の水準を回復。新たなスーパーサイクル(長期の上昇局面)到来や再び1バレル=100ドルに回帰するとの観測も出始めた。

OPECプラスは次回の生産調整のための閣僚級会合をテレビ会議形式で4日に開く。昨年決定した減産をさらに縮小し、生産を一定量増やすことで合意する見込みだ。
しかし、OPECプラスが十分積極的に増産に動くかどうかは不透明だ。感染拡大が需要を今なお脅かす状況を警戒し、OPECの盟主サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相は「高度に慎重な姿勢」を維持するよう他の産油国に強く求めた。OPECプラスが合意した供給増が必要量に届かない場合は、原油価格がさらに上昇し、望ましくない結果に対応を迫られることになりかねない。