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名大 高性能なスパコン運用開始


07月01日 19時38分


計算速度などが世界一となった「富岳」と同じ処理装置を持つスーパーコンピューターの運用が名古屋大学で始まり、新型コロナウイルスの新薬の開発や、異常気象の解析などへの活用が期待されています。

1日から運用が始まったのは、名古屋大学のスーパーコンピューター「不老」です。

名前は、公募で選ばれ、名古屋大学のある千種区不老町という地名とコンピューター用語の「フロー」から付けられたということです。
「不老」は、頭脳にあたるCPU=中央演算処理装置がスーパーコンピューターの世界ランキングで計算速度などで世界一となった理化学研究所の「富岳」と同じです。

計算速度は約100分の1ですが、「富岳」にはないAI=人工知能の研究を支援するシステムや、100年間保存ができる記録媒体などの機能を備えているということです。

このほか、「不老」で行ったシミュレーションの動画などを大画面に映して見られる設備もあります。

名古屋大学では、今後、「不老」を新型コロナウイルスの新薬の開発や、スーパー台風などの異常気象の解析、自動運転の研究などに活用したいとしています。
「富岳」と同型のスーパーコンピューターの本格的な運用が始まるのは世界で初めてで、名古屋大学以外の大学や企業の研究者も利用できるため、すでに1000件ほどの申し込みがきているということです。

名古屋大学の森健策情報基盤センター長は「速い計算が可能になるのでたくさんトライができ、いい研究結果が生まれると思う。気象や地震、材料の研究など幅広い分野の方に活用してほしい」と話しています。

07月01日 19時38分NHK