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(∪・ω・) わんの掲示板

 横浜市立大学大学院生命医科学研究科の奥田昌彦特任助教、西村善文学長補佐らは、DNAの傷を見つけたたんぱく質が別のたんぱく質を呼び込み、傷を除去して治す仕組みを解明した。ラジオ波照射によりたんぱく質の原子の配置などを解析するNMR分光器を使って実現。遺伝性疾患の治療薬の開発への貢献が期待される。神戸大学バイオシグナル研究センターの菅澤薫教授らとの共同研究。
 ノーベル化学賞の受賞が決まった米ノースカロライナ大学のアジズ・サンカー教授の成果を進展させた。ヒトの体はDNAについた傷を修復する仕組みを持つ。その一つがヌクレオチド除去修復と呼ばれる仕組みで、損傷部位と周辺の物質「ヌクレオチド」を除いて新しいものに作り替える。
 DNAに傷があるかを監視するXPCたんぱく質は、傷を見つけるとたんぱく質の複合体「TFIIH」を呼び込む。TFIIHは損傷周辺の部位の切断を助け、DNA修復を促す。研究グループは、NMRを使い、たんぱく質の立体構造を算出。XPCたんぱく質がTFIIHを引き込む際、その構成要素であるp62たんぱく質の一部と結合する様子を捉えた。


この発見すごいですね

ガン化防止できるかもですね