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中国のスマートフォンメーカー、小米(シャオミ)が北京で建設中の電気自動車(EV)第2工場の規模を拡大すると、事情に詳しい関係者1人が明らかにした。自社初のEVモデルの成功を受け、共同創業者で資産家の雷軍最高経営責任者(CEO)は今年の販売目標を30万台から35万台に引き上げた。

  小米は昨年、北京の亦荘地区にある53ヘクタール(131エーカー)の土地を8億4200万元(約174億円)で取得し、2つ目のEV工場の建設を開始。同工場では今年半ばの生産開始が予定されている。

  非公開情報だとして関係者が匿名で語ったところでは、隣接する約52ヘクタールの土地が同工場に組み込まれるという。小米にコメントを求めたが、すぐには返答がなかった。

  同社の2024年10-12月(第4四半期)の純利益は前年同期比90%増と、アナリスト予想を大きく上回る伸び。好調なEV事業を追い風に、増収率は49%と21年以来の高水準に達した。

  小米の株価はこの1年で4倍に上昇。より規模の大きい中国テック企業のアリババグループやテンセント・ホールディングス(騰訊)よりも割高な水準となった。

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