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やさしい株の談話室の掲示板

>入院覚悟して行きましたが、骨折していなくて!家に帰って来ました。

良かった。良かった。まずは一安心だね。

>けいさんは14日の「光る君へ」をもう見ましたか?

まだ見ていない。録画はしているけど。好きな番組だったら、録画していたドラマは次の日には見るんだけど、今回の「光る君へ」は、なんかなあ~手が伸びない。見たいとは思わなくなった。大河だから惰性で録画して、惰性で見ている感じ。

>石山寺で偶然会った紫式部と道長が行くところまで行って、子供ができたという設定!

あり得ない。あり得ない。なんでもござれの世界になってしまったねえ。

この前たまたま雑誌で脚本家の大石静さんがインタビューに応えてるものを読んだ。覚えているところだけを再現

イ「『光る君へ』は平安時代を描いていて視聴者もかなり楽しみにしていましたが、ちょっとついていけないストーリーが展開されて、とまどっている人が多いと聞きましたが・・・」

静「その声は私も聞きます。紫式部と道長の恋なんてあり得ない。源氏物語が安っぽい恋愛ドラマに化してしまったと。私は平安時代を描くには、あまりにも資料が少ない。少ないだけに、ちょっと冒険ができると思っています。ここは脚色のしがいがあると言うか、実際はこうなっていたんじゃないかと想像を広げることができるのです。そこがこのドラマの魅力だと感じています。」

イ「想像を広げるのは自由なのですが、大河ドラマだから虚実はきちんとしないといけない。史実に反することはやはり描いてはいけないと思うのですが、その点はいかがでしょうか?」

静「もちろんそうです。だから、私が脚色したところは必ず史実家、そして時代考証の専門の人に必ず聞いていますし、必ず目を通していただいています。だから、史実とは異なる事柄はないはずです。ただ、大胆な発想で私が描いた場面なども、両者から『あり得ないことない』という言葉を頂いています。例えば、史実で道長がこういう行事に参加している。紫式部も参加している。これは事実。二人が出会って恋に落ちたかどうかはわからない。でも専門家からは、あり得ないことはないと言われています。絶対にそんなことはあり得ないとは言われていません。おもしろい発想ですね。もしかしたらそうかも・・・と視聴者が思って見てくれるといいですねと言われています。」

とまあこんな内容だった。読みながら「はて?」と思った。たぶん、たぶん、史実家とか時代考証の専門的な人たちは、さじを投げたのかなあ?と思った。大石静さんが確認したとしても「間違ってはいない。あり得ないことはない。たぶん、あり得ないとは思うけど、どっちが正しいかわからない。」という許可をしているんじゃないかなあ?

そう考えると、NHKがあれだけ大胆に脚色しまくったドラマを堂々と放映することも理解できるなあ。