投稿一覧に戻る やさしい株の談話室2の掲示板 543 mim***** 6月16日 14:39 癌の摘出手術の後1ヶ月ほどしてから、生物学的療法に入りました。 三日入院して生物学的療法をし、家に戻って療養する。 この一連の行程が1クールで20日ほどです。それを6クール。 抗がん剤はとても強力ですから、癌をやっつけると同時に、患者自身の体も徹底的に痛めつけます 患者の体力が続かなければ、6クールできなくて、途中中止になる懸念もあるのです それも恐ろしい。 いつの入院も退院も夫が車で迎えに来てくれます。 点滴を終えた時間からきっちり24時間経たないと帰れないのですが、会えるのが待ち遠おしくて、待ち遠しくて・・1秒でも早く会いたくて・・ 看護婦さんも協力してくれました(笑) 去年の7月の退院の時、家に戻ってきたら、6メートルはある赤い煉瓦の塀の前の我が家の植え込みの土壌は、一面、端から端まで綺麗な花で覆われているのです。 異常な暑さだった去年の7月です。 それも煉瓦のすぐ前で、照り返しの熱が半端じゃなくて、植えた木でさえも枯れてしまうほどのところです。植物にとっては砂漠みたいに過酷な環境です。 目の前に咲いて迎えてくれている綺麗な日々草の群生に、自分の目を疑いました。 夫が、弱っている私へのサプライズをしようと、私が入院している前日、炎天下の下、1日かかって植えてくれたのです 「日射病になってしまうよ!」と言いたくなるのを、夫の気持ちがありがたくて、抑えました。 「根がついているものならまだしも、日陰一つないこんな炎暑の中、苗を植えてもつくわけがない」とも内心思いました。 常識ではそうなのですが、こんな見事な日々草を見たことがないと思うほど、すくすく大きく見事に育ち、九月の末まで綺麗に咲いて、どれほど私を励まし、慰めてくれたかわかりません。 奇跡です。 「私も負けられない」と思えました。花の力はすごいです。 炎暑より、夫の気持が優ったのだと思いました。 返信する そう思う2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
mim***** 6月16日 14:39
癌の摘出手術の後1ヶ月ほどしてから、生物学的療法に入りました。
三日入院して生物学的療法をし、家に戻って療養する。
この一連の行程が1クールで20日ほどです。それを6クール。
抗がん剤はとても強力ですから、癌をやっつけると同時に、患者自身の体も徹底的に痛めつけます
患者の体力が続かなければ、6クールできなくて、途中中止になる懸念もあるのです
それも恐ろしい。
いつの入院も退院も夫が車で迎えに来てくれます。
点滴を終えた時間からきっちり24時間経たないと帰れないのですが、会えるのが待ち遠おしくて、待ち遠しくて・・1秒でも早く会いたくて・・
看護婦さんも協力してくれました(笑)
去年の7月の退院の時、家に戻ってきたら、6メートルはある赤い煉瓦の塀の前の我が家の植え込みの土壌は、一面、端から端まで綺麗な花で覆われているのです。
異常な暑さだった去年の7月です。
それも煉瓦のすぐ前で、照り返しの熱が半端じゃなくて、植えた木でさえも枯れてしまうほどのところです。植物にとっては砂漠みたいに過酷な環境です。
目の前に咲いて迎えてくれている綺麗な日々草の群生に、自分の目を疑いました。
夫が、弱っている私へのサプライズをしようと、私が入院している前日、炎天下の下、1日かかって植えてくれたのです
「日射病になってしまうよ!」と言いたくなるのを、夫の気持ちがありがたくて、抑えました。
「根がついているものならまだしも、日陰一つないこんな炎暑の中、苗を植えてもつくわけがない」とも内心思いました。
常識ではそうなのですが、こんな見事な日々草を見たことがないと思うほど、すくすく大きく見事に育ち、九月の末まで綺麗に咲いて、どれほど私を励まし、慰めてくれたかわかりません。
奇跡です。
「私も負けられない」と思えました。花の力はすごいです。
炎暑より、夫の気持が優ったのだと思いました。