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少し古い記事ですが、感じることが多いので紹介します。

生命科学インスティテュート、急性心筋梗塞を対象疾患としたMuse細胞製品の探索的臨床試験を開始
日本経済新聞社 2018/1/15 18:00


 株式会社生命科学インスティテュート(本社:東京都千代田区、社長:木曽 誠一、以下「当社」)は、Muse細胞を用いた再生医療製品の研究開発を進めて参りましたが、このたび、急性心筋梗塞を対象疾患として、Muse細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を岐阜大学医学部附属病院他の施設にて開始することとなりましたのでお知らせいたします。

 Muse細胞(Multilineage-differentiating Stress Enduring cell)は、2010年に東北大学の出澤真理教授らのグループにより発見された、ヒトの多様な細胞に分化する能力を有する新たなタイプの多能性幹細胞です。もともと生体内の間葉系組織内に存在する自然の幹細胞であり、腫瘍化の懸念が少ないことに加え、目的とする細胞に分化誘導する必要がなく、そのまま静脈内に投与するだけで傷害部位に集積し、そこに生着して組織を修復するという特長を有しています。

 これまで実施した心筋梗塞モデルを用いた動物試験では、CL2020の静脈内投与により、心機能改善効果を発揮することが確認されています。
 急性心筋梗塞を含む心疾患は日本人の死因の第二位であり、急性心筋梗塞はその約20%を占めるといわれています。特に心機能低下を呈する心筋梗塞では、標準治療にもかかわらず心血管事故(心臓死・再梗塞・心不全)の発生率が顕著に増加することが報告されています。そこで、傷害を受けた心臓組織自体を修復し、心機能を改善する可能性のあるCL2020は、心筋梗塞治療の新たな選択肢になると考えています。
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ttps://www.nikkei.com/article/DGXLRSP468388_V10C18A1000000/


Muse細胞は私にとってはips細胞以上に興味があります。
試験薬とはいえ、このニュースは凄いですね。
Muse細胞をそんなに集められるのでしょうか、それとも培養技術の成果?
一体価格はどれ程?
まぁ、これは私には関係のないことです。

気になるのは次の部分。
「ヒトの多様な細胞に分化する能力を有する新たなタイプの多能性幹細胞です。もともと生体内の間葉系組織内に存在する自然の幹細胞であり、腫瘍化の懸念が少ないことに加え、目的とする細胞に分化誘導する必要がなく、そのまま静脈内に投与するだけで傷害部位に集積し、そこに生着して組織を修復するという特長を有しています。」

ヒトの多様な細胞に分化する能力を有する新たなタイプの多能性幹細胞です。⇒
目的とする細胞に分化誘導する必要がなく、⇒
そのまま静脈内に投与するだけで傷害部位に集積し、
そこに生着して組織を修復するという特長を有しています。

何度読み直しても、余りにもお利巧さんですね。
ちゃんと目的地まで遊走して、ならなければならない細胞に勝手に分化していく。
Muse細胞は凄い‼