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★★ゴーグルZ4号の株式研究所★★の掲示板

7312タカタ 資本金418億6200万8250円、東京都品川区東品川2-3-14、
登記面=東京都港区赤坂2-12-31、代表高田重久氏、従業員982名)は、
2017年6月26日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。(帝国データバンク)
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会社の経営が立ち行かなくなった時、通常は、会社の資産をすべて処分し、
債権者に分配した上で会社を清算してしまいます(破産)。
振り返れば愛!!山一證券が大蔵省に破産させられましたね~~ 絶唱調~~~!!

しかし、状況によっては、外部からの支援によって会社を再建できるケースがあります。
一旦は倒産させるものの、会社を解散せずに再建する手続きには主に2種類あり、
それぞれを定めたのが、会社更生法と民事再生法になります。

会社更生法は規模の大きな会社の再建を想定した手続きです。日本航空のケースです。

一方、民事再生法は手続きをもう少し簡素にしたやり方になります。
両者の違いはいろいろありますが、
最大の違いは、会社更生法では、裁判所が選任した管財人しか再建業務を実施できず、
倒産の当事者である会社の経営者が再建にタッチできないという点です。

これに対して民事再生は基本的に会社主導の再建であり、
経営陣がそのまま残って再建を行うことができます。

会社更生法では、会社の財産の処分はすべて管財人主導で厳格に進められることになり、
債権者が勝手に競売にかけることなどは認められません。
また資本金が100%減資されてしまうケースが多く、株主も金銭的な責任を負う必要がでてきます。

タカタは民事再生法なので、110円▲50円ストップ安の板に440万株の買い注文が
入っているのでしょうね。でも民事再生法も倒産上場廃止に違いない。
タカタは世界中に欠陥エアバッグを売りまくってきた。死者も出している
天文学的な賠償金の支払いが求められている。