投稿一覧に戻る てくのふぁんだの掲示板 9 sinX 7月16日 22:35 【6】 相場局面 1. 金融相場 (強気相場前段) (1) 特徴 ・ 景気後退期に始まる上昇相場。 ・ (分子である)業績は減益予想であるから、株価に対して マイナスに働く。 ・ だが、金利低下・金融緩和により、(分母)である金利は プラスに働く。 (2) 要因 ・ 金利低下により、 ① 株式の債券に対する相対的魅力が改善する。 ② 企業の借入コストの低下により、事業採算が改善する。 ・ 金融緩和により、 ① 余分に供給された資金が金融市場に流入する。 ② 企業が資金を得やすくなる。 (3) 牽引銘柄 ① 金融関連株 (銀行・証券・損保、等) ・ 資金調達コストが先行して引き下げられるメリットがある。 ・ 手持ちの債券の含み益が増大する。 ・ 債券・株式の現物売買が増え、先物市場での商い量が急増 し、その取扱手数料が増える。 ・ ファイナンスも活発になり、引受手数料も急増する。 ② 財投関連株 (建設・住宅・土木、等) ・ 財政支出の拡大による、インフラ計画の着工。 ・ 住宅ローン金利引き下げにより、新規住宅着工件数の増加。 ③ 公共サービス関連株 (電力・瓦斯・鉄道・空運・通信、等) ・ 不況抵抗力が強い。 ・ 借入過多の体質であるため、金利低下のメリットは格段に 大きい。 ・ 資本規模が大きく株価水準が低いため、流動性も高く、 金融相場において、機関投資家が最も注目するグループで ある。 ④ ディフェンシブ銘柄 (食品・薬品、等) ・ 不況抵抗力がある。 [以上、投稿NO. 2 『・・・大全』第2部第2章 より抜粋] 返信する そう思う1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する ツイート 投稿一覧に戻る
sinX 7月16日 22:35
【6】 相場局面
1. 金融相場 (強気相場前段)
(1) 特徴
・ 景気後退期に始まる上昇相場。
・ (分子である)業績は減益予想であるから、株価に対して
マイナスに働く。
・ だが、金利低下・金融緩和により、(分母)である金利は
プラスに働く。
(2) 要因
・ 金利低下により、
① 株式の債券に対する相対的魅力が改善する。
② 企業の借入コストの低下により、事業採算が改善する。
・ 金融緩和により、
① 余分に供給された資金が金融市場に流入する。
② 企業が資金を得やすくなる。
(3) 牽引銘柄
① 金融関連株 (銀行・証券・損保、等)
・ 資金調達コストが先行して引き下げられるメリットがある。
・ 手持ちの債券の含み益が増大する。
・ 債券・株式の現物売買が増え、先物市場での商い量が急増
し、その取扱手数料が増える。
・ ファイナンスも活発になり、引受手数料も急増する。
② 財投関連株 (建設・住宅・土木、等)
・ 財政支出の拡大による、インフラ計画の着工。
・ 住宅ローン金利引き下げにより、新規住宅着工件数の増加。
③ 公共サービス関連株 (電力・瓦斯・鉄道・空運・通信、等)
・ 不況抵抗力が強い。
・ 借入過多の体質であるため、金利低下のメリットは格段に
大きい。
・ 資本規模が大きく株価水準が低いため、流動性も高く、
金融相場において、機関投資家が最も注目するグループで
ある。
④ ディフェンシブ銘柄 (食品・薬品、等)
・ 不況抵抗力がある。
[以上、投稿NO. 2 『・・・大全』第2部第2章 より抜粋]