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本板でも投稿しましたが F351トップライン報告 遅れでも良いので拙速にならないようしっかり時間かけて疑義なきよう良好な結果を期待します 

下記は線維化指数算出の難しさを説明しています サンプリングエラーを極小化しかつエラー幅を超えて有意差を実証する必要があるので慎重にならざるを得ないですね

https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/97/1/97_17/_pdf

以下抜粋
第 2 の問題点は肝生検がgold standard とされているにもかかわらず,診断の精度は必 ずしも十分ではない.肝生検によって採取され る組織量は肝全体の 1!50,000 にすぎず,さらに 肝線維化の進展は肝全体に一様に進行するわけ ではなく,右葉,左葉,部位によって異なる. 腹腔鏡下に行った肝生検でさえ,右葉と左葉の 線維化ステージが 1 ランク以上差のあったもの が 33.1% と報告されている.また,採取された 組織のサイズも重要である.一般に 20mm以上が 必要とされているが,computerによる画像診断 モデルでは 25mm以上のサイズでも 25% のサン プリングエラーがおこり,40mmが必要であると 述べられている.しかし,より大きくあるいは 複数個の組織を採ることは,合併症の頻度を上 げることになり臨床的には受け入れがたい.次 に,病理医の診断精度,つまり観測者内誤差, 観測者間誤差にも注目する必要がある.経験を 積んだ病理医においても線維化ステージ一致率 は 80% と報告されている.また,肝線維化ステー ジの分類にも問題点がある.F0 からF4 に進展す る上で肝線維量は直線的に増加するわけではな い.画像解析により線維化面積を測定し,血清 マーカーと比較するとステージ分類よりも線維 化面積の方がより強い相関が得られている.以 上のように様々な問題点を持つものの現状では 肝生検をstandardとせざるを得ない.