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私は現時点ではプライム市場への進出は不可能だと思っています。
独立社外取締役の人数が要件を満たせておらず、この点で欠格だと思います。
下記に理由を記載しますが、GNIから独立役員届出書が提出されれば、私はGNIがプライム市場、スタンダード市場を視野に入れ始めたと考えます。個人的にはスタンダード市場にいけばサプライズ、現時点ではグロース市場が妥当だと思います。

プライム市場ではコーポレートガバナンスコードの基本原則だけではなく、改定後の全原則に準拠する事が求められます。その原則の一つである原則4-8の改定案では、独立社外取締役を現行の「2名以上」から「取締役全体の3分の1以上」にするよう求められています。現取締役会は7名で構成されていますので、少なくとも2名、3分の1を厳密に満たすには3名の独立社外取締役が必要となるはずです。
しかし、GNIが2021年4月8日に提出している「コーポレートガバナンスに関わる報告書」によれば、独立役員に指定されている社外取締役は現在1名とされており、残念ながらGNIはこの原則を現時点では満たしていません。
なお、スタンダード市場も全原則(おそらく改定前の水準)への準拠を必要としますので、最低2名の独立社外取締役が必要になると考えられ、現在の組織体制ではグロース市場しか選択肢がないと考えます。

GNIは2015年3月5日に独立役員届出書を提出しています。
この際に指輪氏のみが独立役員として指定されており、現社外取締役であるリウェン・ウ氏、ワンショウ・グオ氏は指定されていない事から欠格していると思われます。残る社外取締役は郡氏と鈴木氏となり、郡氏は全く問題なく、鈴木氏は経歴的に少し怪しいですが独立役員の要件は満たしていると考えています。
なお、定款では取締役会は8名以下と定義されているので1名の空き枠が存在しますが、社外取締役の選任には株主総会を開く必要がありますので、2022年の一斉移行には間に合わないでしょう。