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2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

>>10077

リン酸クロロキンという薬を検索すると、50年以上前の資料が見つかりました。
確かに肺や肝臓の線維化を防ぐ効果があるようです。

もしこんな昔の薬で本当に治験を行うなら、当然ピルフェニドンでも行うでしょうね。


☆線維抑制剤投与による珪肺の予防並びに治療に関する研究第2編燐酸クロロキン、テトラハイドロオキシキノンによる実験的研究
http : //ousar.lib.okayama-u.ac.jp/18281

概要
石英粉をウサギに気管内注射して、実験的塵肺を誘発した。二リン酸クロロキンの同時静脈注射またはテトラヒドロキシキノン(THQ)の胃挿管が行われました。

これは、肺線維症の予防または遅延を期待して行われました。
その結果、THQ投与群では対照群と同様の珪肺症の変化が見られたが、クロロキン二リン酸投与群ではそのような変化は起こらなかった。THQ治療群と対照群の珪肺症の変化は次のとおりでした、、、
公開日1964-09-30



☆線維芽細胞抑制剤による慢性肝疾患の治療に関する研究第1編クロロキン剤による慢性肝疾患々者の治療に関する研究
http : //eprints.lib.okayama-u.ac.jp/18291

概要
以下は、21症例の慢性肝炎、21症例の肝硬変、および7症例のバンチ症候群のクロロキン誘導体による治療に関する臨床研究の結果です。

1)慢性肝炎の症例の71.4%は、主観的および客観的症状を含む臨床所見よりも肝機能検査の改善度が高いことを明らかにしました。悪化するケースはまったく認められませんでした。
2)有効性は肝硬変の症例で66.7%で観察されたが、5例は肝機能の検査所見の悪化を明らかにした。、、

7)慢性肝障害の治療におけるクロロキンのモードは、おそらくその線維芽細胞の阻害、ならびに少なくとも宿主における抗体の抗炎症作用または不活性に基づいていると考えるべきです。また、薬物投与によってもたらされる可能性のある肝細胞自体の活性化を追求する価値があると考えられています、、
公開日1965-06-30