2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板
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10040
>>10038
併用は反対です 理由は以下です
QOLを低下させる重度の痒みを起こしてまで③のもう一つの要求事項で有意差の無いI社薬と併用するメリットは無いと思います
I社は①の効果だけで承認に向かうようです
またメキシコでのC型肝炎へのピルフェニドン適用治験では肝脂肪低減結果もあります
下記はNASHで先行するI社ですが
①線維化良化が患者の23%と一部の患者のみ
②痒み、コレステロール上昇等の重度副作用
③もう一つの要求事項のNASH低減は有意差無
この状態で新薬承認申請に進むようです
NASHは進行が緩慢な慢性疾患なので市場でシェアを獲得するには重症者は勿論、予備軍〜軽症者の裾野部分にどれだけ多く入り込めるかどうかだと思ってます たとえ線維化改善割合がI社並みの20%位だったとしても副作用が十分容認出来るレベルである事が極めて重要です
そうであれば臨床医も高血圧やコレステロール薬を処方する感覚で安心して軽症者に処方出来るので販売の裾野が広がりますまた慢性疾患なので長期服用されます
軽症者は直ちに致死的な状態に増悪するわけでは無いのでI社の様な重度の痒み等の副作用があったら医師もQOLを低下させてまでの処方は躊躇しますしね!
https://answers.ten-navi.com/pharmanews/15744/?yclid=YJAD.1576650513.FR8ci7Cdcq39zks9yVk60kCnFuf2SJungaj2LyhuN7YO88wCzDCBPP7Yoe7Z3FxC7OcozpSj2MdN6mw-
hap***** 2020年2月14日 09:04
>>10033
おはようございます。
さて本日決算発表となりました。
F351が今後どうなるか、とても気になるところですが、
NASHや肝臓の繊維化のことを、いろいろ見ていると
オベチコールはF351のライバルではないんじゃないかと思います。
むしろ併用薬の候補かなと?
以下妄想です、
NASHは、
①肝臓の脂肪の異常な溜り方とそれによる炎症、
②それを埋め合わせるためにおこる線維の多すぎる産生、
と言われています。
オベチコールは①脂質の溜りを改善して②線維化に行かないようにする薬で、
F351は、②の線維化を抑制するもの、といえます。
(オベチコールの主な働きは「胆汁酸の排泄促進と糖代謝とインスリン感受性を改善する」と言われています。結果として線維化への流れを上流で抑える)
なのでオベチコールとF351を併用することにより、
より強力に線維化を抑えることが期待できます。
ただ、糖代謝とインスリン感受性を改善する薬は、今すでにたくさん出回っています。今ある薬できちんと試験をすればオベチコールと同じ効果が得られる可能性はあると思います。
よってF351からみれば、オベチコールと併用してもいい結果が出るかもしれないけれど、別にほかの糖や脂質を改善するくすりと組んで(併用して)もいいんじゃないかと、思います。
なのでオベチコールは恐れるに足らず、
線維化を抑制する薬F351は優位なり!!
参考:
https://www.jsge.or.jp/files/uploads/NAFLD_NASHGL2_re.pdf
この資料の
CQ2-7 肝臓の脂質組成はNAFLD/NASH進展へ影響するか?
CQ2-9NASHにおける肝線維化進展のメカニズムは?
をおおざっぱにザーッと読むと、上のような妄想が湧いてきました。