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2022-01-28 08:15
見通し
日本株は米株下げ渋りや前日急落の反動が下支え=NYダウ7ドル安

28日の日本株は反発が焦点になっている。27日の米国株市場でNYダウは、前日比7ドル安で終了した。

米国市場では前日26日にかけてFRBがFOMCを開催したが、会合後のパウエル議長の会見を含めて、3月の利上げ開始が示唆された。さらに量的緩和の債券買い入れを3月に終了させ、その後保有資産の大幅な圧縮に着手する計画を表明した。高止まりするインフレ率を定着させないため、金融政策を変更する際には偏見のない姿勢で臨むと表明している。
インフレ退治と金融緩和見直しへの前向き姿勢が想起され、28日も米国株は軟調となる場面があった。

一方でFRB引き締め強化の一旦の消化進展もあり、米国株は下げ幅を縮小させた。
個別では決算発表が失望となった半導体のインテルが大幅下落。電気自動車(EV)大手のテスラもサプライチェーン(供給網)の問題が2022年も続くとの見通しを示したことなどで、下落が続いた。
その反面、ネットフリックスは大幅高になった。著名投資家ウィリアム・アックマン氏率いる運用会社の株取得が明らかになったことなどが好感されている。
NY市場終了後に決算を公表したアップルは、良好な見通しとなった。時間外取引で上昇となっている。

日本株は米株の下げ渋りや、前日の急落の反動調整などが下支え要因となる。為替相場では米FRBの利上げ強化姿勢や安全逃避などでドル高が進行しており、日本株の短期的な売られ過ぎ修正にプラスの材料となる。
それでも日本株は前日までの大幅安の後遺症が、目先は続くリスクがある。根強い戻り売り圧力や見切り売り、新規投資の手控え、各種投資家によるリスクテイク余力の減退なども注視されやすい。