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ダー様のテ-タイム
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ダー様のテ-タイムの掲示板

15日が金利の転換点になったのか?
東京も下げ渋り
アメリカでは指数にもよりますが、株価の下げ渋りの傾向が出ていました。
東京でも、そうです。6月3日の始値、8月6日の始値、昨日の始値、そして本日の始値はほとんど誤差の範囲でしかない同水準。ここで下げ渋っているようです。
かなり頑強なレジスタンスがあるように見えます。
グローベックス市場でNYダウ工業株先物が100ドル超と高い気配をずっと維持していたこともあって、本日の東京市場はマイナス圏から順調に切り上げて、下げ幅縮小。一応プラスで大引け。
引けでは、13円安の20,418円。
グローベックスの気配の様子からすれば、もっと日経平均は高くても良かったのではないかと思いますが、香港で週末大規模デモが予定されているという報道が、どうやら足を引っ張ったようです。
セクター別の騰落を見ても、必ずしも景気敏感株優勢というわけではありません。むしろトップは証券・商品先物、不動産、建設、といった内需系ばかりです。実際、東証REIT指数は昨日に続いて、連日の高値更新ですから、それは正しいのでしょう。ディフェンシブ優位なのですが、個々の銘柄を見ていますと、どうも印象としては景気敏感系が目立つような気がします。手持ちのカードで言えば、先日のユーグレナ<2931>の下落に続いて、本日はそーせい<4565>が撃墜されています。一方、半導体は驚くほど値持ちが良いという事実がそこにあります。
本日の日経新聞朝刊「スクランブル」では、テクニカルには弱気のサインということになっていましたが、当レポートではあまりこの議論には納得できません。テクニカルは延長でしかものを考えられないからです。先を見るのはファンダメンタルズしかなく、それはどう考えてもアメリカ景気・相場失速という結論が出てきません。
需給はこれを加速させますから、おのずとテクニカルは反転してくるはずだと考えています。
ちなみに、上海コンポジット指数は寄付こそマイナススタートでしたが、すぐにプラス圏に浮上し、あとは終日上げ調子でした。ようやく200日線に到達しました。ここが最初のハードルになってきます。