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oniyome 株式日記 (最新)の掲示板

こんばんは。
お世話になります。

モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントの債券関連の運用チームから
一部引用(・部分)致します。

JIM CARON(マクロ担当)
・ FRBに関するコンセンサスは、「年内の追加利上げはあと2回だろう」というものですが、
  12月の利上げは見送られる可能性があります。経済がどう動くかに左右されます。

・ インフレ期待や成長予想に大きな変化が起こらない限り、金利が大幅に上がったり、
  米国10年債の利回りが3%を大きく上回ったりする(かつ、そこで高止まる)ことはないと
  我々は予想しています。

・ 今のところインフレ率や成長期待を押し上げる経済的な事象が見当たらないため、
  米国10年債金利は2.7%~3.1%といった高過ぎないレンジ内に留まると予想されます。

JONAS KOLK(リクイディティ担当)
・ これまで逆イールドカーブはきわめて強い景気後退の先行指標でしたが、
  現在の逆イールド化は異例です。通常ならばFRBは過熱する経済を減速させたり、
  許容限度を超え始めたインフレを抑制するために利上げを行ないます。

・ 今行われている「引締め」路線は全く違い、FRBは単に極端な水準にある金融政策を
  正常に戻そうとしているわけで、経済の減速やインフレの抑制が目的ではありません。
  過去におけるいわゆる引締めではないのです。

・ 米国以外の市場にも長期金利を低下させる要因があります。
  例えばECBや日銀といった世界の主要な中央銀行の中には、今でも量的緩和を続けている
  ところがあり、中銀のバランスシートを拡大させており、債券を市場から買い上げることにより、
  長期金利を押し下げる圧力となりました。FRBが利上げをしても引締めはせず、
  世界の金融市場に量的緩和のストック効果が残っていることから、今回のイールドカーブの
  フラット化や逆イールド化は、先行きの予想にあたってそれほど重要視しなくてもよい。

以上です。

上記から窺えます事は、トランプさんを除いて、もう恐れるものは無いという事なのかも知れません。

それでは失礼致します。