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MSプレミアム=円高・原油安で浮上―電力・ガス株はコスト抑制期待、空運株にも追い風
株式新聞

 外国為替市場では6日もドル・円が一時1ドル=105円台の円高水準に突っ込んだ。その後は急反発したものの、リスクオフムードは晴れない。こうした中、いわゆる円高メリット株のディフェンシブ性が注目される。原油安も追い風だ。

 円高と原油安がいずれも費用抑制につながるのが、電力会社やガス会社、航空会社。今3月期の収益前提は関西電力<9503.T>が1ドル=115円。他の電力・ガスもほとんどが同110円と時価より円安方向に設定している。また、原油についても、足元の先物相場の下落がコスト減につながる可能性がある。

 一方、電力各社は安全対策遅れによる原発稼働の不透明感に加え、廃炉のリスクが付きまとう。このため、原発を保有していない沖縄電力<9511.T>は相対的に選別されやすい。円高は1円ごとに年間4億円のコスト安をもたらす計算。今期の連結経常利益の計画は72億円(前期比38%増)。

 ガス各社は、自由化による競争激化が継続。都市ガスの利用顧客減少が懸念される一方で、電力参入の寄与が期待される。こちらも為替前提は1ドル=110円が大半で、北海道ガス<9534.T>は同112円。円高のほか、猛暑や暖冬もエネルギー消費の拡大を後押しする。

 空運株も円高と原油安が好感されやすい。ANAホールディングス<9202.T>とスターフライヤー<9206.T>の為替前提は1ドル=110円、日本航空<9201.T>は同115円。また、円高が進めば海外旅行が割安となるため、出国者増につながる公算だ。

[ 株式新聞速報ニュース ]
提供:モーニングスター社