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「ファンドマネジャーは代替可能」 最前線の研究者に聞く(AI革命)

2000年代から始まったといわれる第3次人工知能(AI)ブームの到来を受け、金融・資本市場では大量のデータを高速で処理し、取引戦略に生かす「スピード競争」が激化した。投機筋などは市場の何らかのゆがみに乗じて標準指標(ベンチマーク)を超えるリターンを目指すが、AIを用いたトレーディングでは参照するビッグデータが似通うため、戦略の差別化が難しい。処理の高速化などコンピューターの性能も拮抗している現状では、突出して利益をあげられるモデルはなかなか見つからない。

足元で進む激しいスピード競争の先には何があるのだろうか。AIにかかわる分野の最前線の研究者であり、「お金のデザイン研究所」所長や首都大学東京の特任教授、京都大学客員教授を務める加藤康之氏は「人間の運用担当者をAIに置き換えることによるコストの削減が最大のメリット」と話す。