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大豆国際価格、1カ月半ぶり高値 中国の米国産購入で

中国の国営商社などが米国産大豆を買い付けたことがわかり、大豆の国際相場が上昇した。シカゴ大豆先物(中心限月)は12日、1ブッシェル8.9550ドルと前日から3%上昇し、1カ月半ぶりの高値で終わった。13日の時間外取引でも同水準で推移している。

中国の国営商社などが数回に分けて計500万トンの米国産大豆を成約すると見込まれている。伊藤忠商事傘下の食料マネジメントサポートの服部秀城本部長によると「米中の対立が緩和するのではとの流れの中で、市場が期待感を示した」と指摘する。

一方、世界的な需給緩和で上値は重いとの指摘が多い。ブラジル産大豆の輸出は、米農務省によれば2018~19穀物年度は約7600万トンと10年で2倍以上に拡大。米中貿易摩擦が本格化する前の大豆の国際価格は10ドルを上回って推移していたが、ブラジル産大豆の存在感が増すにつれ相場が下押しされてきた。

今回、中国の年間輸入量である約9000万トンの約6%の大豆購入見込みが伝わっても、9ドルの節目を超さなかった。「久しぶりの良いニュースにファンドが飛びついた感が否めない。実際の物の動きにつながらなければ、相場が一気に下落することもあり得る」(服部氏)