名門！FX野球部！　(-_☆)キランの掲示板

>>9748

＞トランプ大統領とプーチン大統領の関係は良好ですが、ロシアは中国寄りですか？

昔はロシアと中国は「対米」と言う利害関係が一致していたのでそうでしたが
今はそうとも言い切れません。

ロシアは中国と領土問題で揉めていて
中国がこれ以上大きくなりすぎると自国の脅威になってしまうからです。

つまり「対米」と言う意味では「共産主義」のチームですが
個別の国家としては中国はロシアの敵対国家に成りつつある訳です。

例えば最近だと
トランプ大統領が「INF全廃条約(中距離核戦力全廃条約)」を
ロシアが長年違反してきたとして条約の破棄を表明して
翌日2日にロシアも離脱を表明しましたよね。

この「INF全廃条約(中距離核戦力全廃条約)」とは
アメリカとソ連が冷戦中に結んだ
射程範囲500～5500キロの核弾頭および通常弾頭を搭載した
地上発射型の短距離および中距離ミサイルの廃棄の事で
両国のミサイル射程圏内に欧州の諸都市が入る危機を回避するため、
米ソ両国が1987年に締結した条約です。

ここからは憶測になるのですが
この突然の条約破棄は米国とロシアが揉めている訳ではなく
「対中国」用だと思われます。

中国からロシアまでの距離は2853キロで
中国はこの条約を結んでいないので
中国のミサイルはロシアと米国に届きますが
ロシアはこの条約に縛られている為に
中国に対抗する手段がないのです。

更に以前板でも書きましたが
米国は小型の核弾頭を積めるミサイルを開発していて
米国もロシアも対中国としてこの条約が邪魔なのです。

トランプ大統領は、
「ロシアや中国が開発の停止に合意しない限り、米国は戦力を開発する」
と発言していて、もし中国が中距離ミサイルを廃棄すれば
前の状態に戻し、廃棄しなければロシアも米国も
対中用の中距離ミサイルの開発が可能になる・・・という訳です。

よってこれらは只の茶番で
多分両国の目的は中国の牽制だと思います＾＾