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放置トレーダーの憩いの場の掲示板

NY債券、長期債下落 10年債利回り1.29% ワクチン普及期待の株高受けた売り

24日のニューヨーク債券市場で長期債相場は下落した。長期金利の指標である表面利率1.250%の10年物国債利回りは前日比0.04%高い(価格は安い)1.29%で終えた。新型コロナウイルスワクチンの普及への期待から米株式相場が上昇。投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方が強まり、相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢だった。

米当局が23日に米製薬ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチンを正式承認した。企業などで接種義務化の動きが強まり、接種率の高まりで経済活動の正常化が進むとの観測が強まった。

27日に国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を予定している。FRBのテーパリング(量的緩和の縮小)の方針について言及があるとみられており、買い持ち高を減らす動きもあったようだ。