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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「皇后雅子さま 給桑(きゅうそう)の作業」

 代々皇后さまが受け継がれている皇室行事で、雅子さまはされるのかなと思ったが、今朝お蚕に桑の葉をかぶせている雅子さまの写真を見た。ヤレヤレ~って感じ。美智子さまは年代的に素直に順応されるが、雅子さまには若干の不安がある。病気を理由に休まれるかなと言う不安。でも今朝の写真を見て無事済まされたようで安心。

 時代が違うと言えばそれまでだが、絹糸を取るにはお蚕は大切なもので、昔はすべて手作業だった。美智子さまはお蚕を、素手で手の平に乗せておられた。

 大竹しのぶさん主演の「あゝ野麦峠」は、その昔、貧しい農家の娘たちが列を作って機織り工場に連れて行かれた。過酷な労働に大竹さんが演じた峰子は結核になり、家に戻されやがて死ぬ。

 糸をつむぐための蒸したお蚕は、大変な悪臭で慣れない娘たちは、あっちこっちで嘔吐していた。嘔吐してると監視の鞭が飛んでくる。
そんなシーンを思い出した。

●皇后雅子さまが蚕に餌やり
毎日新聞2020年5月29日

 皇后雅子さまは29日、皇居・紅葉山御養蚕所で、蚕に餌となる桑の葉を与える「給桑(きゅうそう)」の作業をされた。

 皇后さまは担当職員から生育状況などについて説明を受け、8~9センチに育った蚕の上に桑の葉を丁寧に置いていった。職員に「食べるのにどのくらいかかりますか」などと尋ねていた。

 皇室の養蚕は明治時代から代々の皇后が受け継いできた。例年は4種類の蚕を育てているが、今年は新型コロナウイルスの感染防止の観点から作業人員を減らしており、純国産種「小石丸」のみを育てている。
https://mainichi.jp/articles/20200529/k00/00m/040/206000c