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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

映画「嘘八百 京町ロワイヤル」

 前回の「嘘八百」の続編。「京町ロワイヤル」というフレーズが好き。聞いていて心地よい。前作も今作も2回見た。1回みただけではよく意味が分からないもんで(笑)中井貴一さんは相手役に広末涼子(ひろすえりょうこ)さんを希望しているので、組み合わせとしてはよく似合っている。広末さんは新人の頃、ドラマの「ビーチボーイズ」で初めて知ったが、感じが良くて好きだった。美人でない普通のとこが親しみやすくていいのかも。

 今回は古田織部(ふるたおりべ)の「はたかけ?」という貴一さんの言い方が笑える。冒頭で佐々木蔵之介さんが続けて2回する”くしゃみ”が上手でこれも笑える。いかにも嘘くさい物語である事を知らしているような(笑)古田織部は実在の人物のようだが「はたかけ」は映画用に作っている。

 広末さんが上品な奥様風とスナックのホステスと2役で、小さな男の子を抱えている。男の子は母親がニセ物を扱っていることを知っていて、助け舟を出している。「はたかけ」をより悪い「はたかけ」にすり替えたり、贋作ぞろいでどれがどれか分からない。今回活躍している俳優の加藤雅也さんは、私的には今まであんまり印象は無いが、今回の古美術商「嵐山堂」店主役は、本当におもしろい。上映が終わるまでまた見に行こう。