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☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

「花柳幻舟(はなやぎ・げんしゅう)事故死」

 長い事、幻舟さんを見てなかったが、訃報で知り残念。幻舟さんはシュッとした美人で、ハキハキとした綺麗な声で、私は好きやった。反社会的な考えに至らなかったら、もっと違う楽しい人生があったはずと惜しい気がする。事件後、大阪の小さなイベントホールで、幻舟さんの踊りを見た。幻舟さんは最後の客まで見送ろうと、舞台上にいたが客が中々帰らないので、踊りながら「♪早よ帰れ~!」と何度もつぶやいていたのを思い出す。

 幻舟さんは晩年の羽仁五郎(はに ごろう)さんと親しく、純粋な五郎さんは幻舟さんと付き合うのが楽しそうだった。

●家元襲撃、即位の礼で爆竹投げ逮捕 転落死の舞踏家・花柳幻舟さんの激情人生
東スポ 2019年3月2日

 日本舞踊の家元制度に反対し、家元を刃物で切りつけた事件等を起こした舞踊家花柳幻舟(本名・川井洋子)さん(77)が転落死。

 群馬県安中署は、安中市の「めがね橋」下の遊歩道で2月28日、花柳さんが倒れているのを見つけ、死亡を確認。写真を撮影中に誤って転落した可能性があるとしている。

 発見されたのは28日午後5時頃。転落したとみられる地点の高さは約23m、持っていたデジカメに、橋の上から真下の遊歩道を撮った写真が残っていた。めがね橋は連続したアーチを持つ、旧国鉄信越線のれんが造りの鉄道橋で、観光客は橋の上を歩くことができる。

 花柳さんは1980年2月、家元制度に反対し国立劇場で日本舞踊・花柳流家元・花柳寿輔さんを刃物で襲って負傷させ、懲役8月の実刑判決を受け、服役した。

 90年11月の天皇陛下「即位の礼」パレードで、東京・南青山の路上に、天皇制を批判するビラ100枚をばらまき、爆竹を投げ現行犯逮捕。裁判では道交法違反罪で罰金4万円の罰金刑を受けたが、支払いを拒否し20日間の労役に服した。

「拘置所での処遇を不服とし国を相手取り、訴訟を起こす等、お騒がせ舞踊家として知られた。自伝『冬の花火』で天皇制批判を展開したり、突然、司法試験を目指すと言ってみたり、マスコミは振り回された。

 60~90年には女優、歌手、作家としても活動し、ドラマ「花柳幻舟獄中記」(84年、テレビ朝日系)、映画「幻舟」(89年)、にっかつロマンポルノ作品では整った顔立ちと体当たりの演技で濡れ場を演じ、人気を博した。