ここから本文です
投稿一覧に戻る

☆せんちめんたる・じゃーにー☆の掲示板

映画「ハナミズキ」

 今年は花々の開花が早く思う。桜はタイミングよく、いい時に見られて堪能した。今は「ハナミズキ」の開花を楽しみにしている。二条城の西側は「美福(びふく)通り」、または「女学生通り」と言って、そこに「ハナミズキ」の花がズラ~ッと咲く。白とピンクで淡くて綺麗。

 今日のクイズ「アタック25」で、3枚の花びらの写真が出て「ハナミズキはどれ?」という出題だった。一番左端と瞬間に分かったが、解答者も正解を出していた。2010年に「ハナミズキ」という映画が作られ、主題歌を一青窈(ひととよう)が歌っている。「♪そ~らを押し上げて~手を伸ばす君 5月のこと~」ハナミズキの木の前を通ると、咲いてなくても、いつも、このフレーズが浮かぶ。

 主演は紗枝(新垣結衣=あらがきゆい)康平(生田斗真=いくたとうま)北見(向井理=むかいおさむ)。紗枝(新垣)と康平(生田)は、高校の時から恋愛感情はあったが、紗枝には大学を目指し外国に行きたい希望があった。康平は家業の漁師を継ぎ、紗枝が外国に行ってしまうので、あきらめ幼なじみのリツ子(蓮佛美沙子)と結婚する。紗枝は大学を卒業するが、就職先が見つからず、大学で知り合った北見(向井)がカメラマンをしているニューヨークへ行く。やがて2人は結婚するが、北見が取材先で銃撃に遭い死んでしまう。

 康平は父親が亡くなったことで借金がかさみ漁師を廃業、リツ子とも離婚する。紗枝は日本に戻り、康平と会った事でお互いに昔の気持ちが再燃、再婚する気持ちに傾く。康平が一番つらい時に支えたリツ子が一番可哀想と思ったが、リツ子にも公平と離婚後、声をかけてくれる男性が現れ再婚に向かう。長年、 紗枝と母子家庭だった母親 良子( 薬師丸ひろ子)にも古くからの親しい友人、真人(木村祐一)がいて 、ここもハッピーエンドで終われそう。

 紗枝の父は母、良子との結婚後、5年で亡くなる。良子は「死んじゃうってこともあるんだし、恋愛はいっぱい経験しなさい」と言ったり、康平がモタモタしてると「紗枝を誰かに取られるよ」とハッパをかけたり、明るい人で映画を軽くしている、さわやかなキャラクターだった。