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ECBは金利のガイダンスを繰り返すとの見方=NY為替
為替 2022/01/29(土) 01:31

 ユーロドルはNY時間に入って買い戻しが見られており、1.11ドル台半ばまで買い戻されている。一時1.11ドル台前半まで下落する場面も見られた。ただ、下値警戒感は根強く、目先は1.10ドルを目指すとの見方は多い。過熱感を測るテクニカル指標であるRSIは35となっており、売られ過ぎの基準である30にはまだ到達しておらず、もう少し下値余地がありそうな気配も出ている。

 今週のFOMCを通過して、FRBのタカ派的な姿勢が更に鮮明になっており、英中銀やカナダ中銀など他の中央銀行もタカ派色を強めるのではとの見方も出ているようだが、それをECBに当てはめるのは時期尚早との見方が多い。来週はECB理事会が予定されているが、金利に関しては、これまでのフォワードガイダンスを繰り返すされると予想されている。「中期的にインフレが2%で安定するまで、現在と同水準かそれを下回る水準に留まると想定」としていた。

 ウクライナ情勢の緊迫化と脆弱なリスク資産に加え、オミクロン株への懸念もあり、タカ派よりもむしろハト派に傾く可能性も指摘されている状況。1月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)は高水準のインフレを確認したが、その継続性には疑問も多く、ECBは正常化を急がないと見られている。

EUR/USD 1.1167 EUR/JPY 128.61 EUR/GBP 0.8318

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美