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4563-アンジェス記事ストック
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アンジェスのコロナワクチン「治験前に一定の安全性を確認」  厚労省・山本審議官 2020/7/8 20:07 日刊薬業

厚生労働省の山本史大臣官房審議官(医薬担当)は8日の衆院内閣委員会で、アンジェスの新型コロナウイルス感染症予防用DNAワクチンの臨床試験を巡り、「治験開始前に治験届が医薬品医療機器総合機構(PMDA)に提出され、一定の安全性の確認を行った上で開始されている」と説明した。早稲田夕季衆院議員(立憲民主)に対する答弁。
 
 アンジェスは先月30日、DNAワクチンの臨床第1/2相試験を大阪市立大医学部付属病院で開始したと発表。早稲田氏は「動物実験の結果が公表されていないが、そういう中で治験に入るのは適切か」などと政府の見解をただした。
●西村担当相、「必要な支援を適切に」
 早稲田氏は「科学的データが示されていない状況で、政府・大阪府が非常に前のめり感が強い」とも指摘。これに対し、共に答弁に立った西村康稔経済再生担当相は、「全ての可能性のある品目(新型コロナ治療薬やワクチン)について、開発の推進や応援をしていくのが(政府の)基本的な役割だ。応援していく一方で、安全性や有効性が専門家によってしっかり確認し評価がなされるべきことはいうまでもない」と応じた。その上で「有効性・安全性が確認された新型コロナの治療薬やワクチンをできるだけ早期に実用化することを目指し、必要な支援を適切に行っていく」と述べた