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プーチン氏、米・NATO回答に不満「入念に検討した上で行動決める」
1/30(日) 12:28配信
読売新聞オンライン

 【モスクワ=田村雄】緊迫するウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領は28日、自国の「安全の保証」の要求に対する米国と北大西洋条約機構(NATO)の回答について不満を表明した上で、「入念に検討した上で今後の行動を決める」との考えを示した。米国などは協議継続を呼びかけており、ロシアの対応が焦点となる。

 米国とNATOの回答では、ウクライナがNATOに加盟しないことの確約や、露周辺からの攻撃型兵器の撤去などプーチン政権が重視する要求については拒否した。

 露大統領府の発表によると、プーチン氏は28日のフランスのマクロン大統領との電話会談で、米国とNATOの回答について「ロシアの根本的な懸念を考慮していない」とし、「重要な問題は無視されている」とも述べた。米側が交渉の余地を残した軍事演習の制限などについては、露側は「副次的な問題」との立場だ。

 セルゲイ・ラブロフ露外相は28日、複数の露メディアとのインタビューで「戦争は望まないが、我々の利益が攻撃されることも許さない」と強調。その上で「交渉が終わったとは言えない」と語り、米側に譲歩を迫る立場を示した。