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東京外国為替市場

東京外国為替市場の掲示板

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  • 2023/07/27 16:30
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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • ドル高圏でもみ合い=東京為替概況
    今日の為替 2022/01/28(金) 15:12

     28日の東京市場で、ドル円は115円40銭台を中心とした推移に。前日の海外市場で米第4四半期GDPの力強い数字や、序盤の米株の上昇などに115円40銭台まで上昇。その後、株安の動きに少し押されるも、年内の追加利上げが5回以上になるのではとの思惑などがドル買いを誘う形で、再び高値圏を付ける形に。東京市場では寄り付きから日経平均が大幅高になると、直近の株安での円買いに調整が入る形で円売りが見られ、115円40銭台の高値圏に。115円50銭に届かず、NYの高値115円49銭手前でのもみ合いも、115円30銭台はしっかりという展開が続いた。
     午後に大口の売り買いに115円32銭まで急落後115円52銭前後まで上昇し、高値をわずかに更新も、すぐに元の115円40銭台に戻す動き。

     ユーロドルは1.1150台での推移。昨日海外市場でのドル買いに1.1130台まで、朝も同水準を試すドル買い基調。アジア市場での株高に少し円売りが入りユーロ円が買われた分、ユーロドルも少し戻して1.1150台へ。ただ、こちらも値幅は限定的。

    MINKABU PRESS 山岡和雅

  • 2022-01-28 15:23
    通常市況
    東京マーケットダイジェスト・28日 円安・株大幅高

    (28日終値:15時時点)
    ドル円:1ドル=115.43円(前営業日NY終値比△0.06円)
    ユーロ円:1ユーロ=128.75円(△0.15円)
    ユーロドル:1ユーロ=1.1154ドル(△0.0009ドル)
    日経平均株価:26717.34円(前営業日比△547.04円)
    東証株価指数(TOPIX):1876.89(△34.45)
    債券先物3月物:150.77円(△0.02円)
    新発10年物国債利回り:0.160%(△0.005%)
    ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.04900%(横ばい)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
    1月東京都区部CPI
    生鮮食品を除く総合 前年同月比     0.2%      0.5%

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は底堅い。日経平均株価やダウ先物の上昇を支えに買いが先行した。昨日高値の115.49円が意識されたことで伸び悩む場面も見られたが、14時30分過ぎには一時115.52円まで上昇。その後は115.30円台まで伸び悩むなど買いの勢いも長続きはしなかったが、総じて底堅く推移した。

    ・ユーロ円は強含み。株高を手掛かりにした買いが進み、一時は128.80円まで上昇する場面も見られた。

    ・ユーロドルは小高い。昨日安値の1.1132ドル手前で下値の堅さを確認すると、ユーロ円などの上昇につれて1.1156ドルまで強含んだ。

    ・日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発。前日までの3日間で大きく値を下げていたため、朝方から自律反発狙いの買いが入った。外国為替市場で円安・ドル高が進んだことも輸出関連株などの支えとなり、指数は後場に一時600円近い上昇となる場面も見られた。

    ・債券先物相場は反発。昨日の米国債券相場が上昇した影響から国内債も買いが先行したものの、日経平均株価が堅調に推移したため上値も限られた。

  • 2022-01-28 08:00
    見通し
    東京為替見通し=ドル円、米金利の高止まりで堅調推移か

     27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、10−12月期米国内総生産(GDP)速報値が前期比年率6.9%増と発表されたことなどで115.49円まで上昇した。米金利先高観が強まるなか、ユーロドルは1.1132ドルまで下落した。伸び悩む米株も重しとなりユーロ円一時128.33円まで下値を広げた。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米10年債利回りが1.80%台で推移していることで続伸が予想されるものの、米国株の下落を受けたリスク回避の円買いやウクライナ情勢への警戒感から上値は限定的か。

     パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が3月のFOMCでのテーパリング(資産購入の段階的縮小)終了と利上げを開始することを示唆し、くわえて今年は毎回のFOMCでの利上げの可能性も排除せずと述べ、バランスシートの縮小の着手にも言及したことで、ドルは全面高の展開となっている。そして、FRBによる利上げと量的金融引締政策(QT:Quantitative tightening)の開始により、市場から流動性が引き揚げられることで、米株式市場と債券市場は下落基調にある。今後の懸念は、FRBの利上げと量的金融引締政策による米株式市場と債券市場の下落が、海外勢のドル離れに波及して、トリプル安となる可能性となる。

     ドル円の一目均衡表のテクニカル分析では、遅行スパンは実線を上回り、雲の上で引けているものの、転換線が基準線を下回っていることで、「二役好転」に留まっている。「三役好転」の買い時代となるには、1月4日の高値116.35円を上抜けて、転換線が基準線を上回り、均衡表が好転するのを待つことになる。

     ウクライナ情勢に関しては、本日、マクロン仏大統領とプーチン露大統領との電話会談が予定されている。ロシアは、ウクライナを巡る緊張緩和を目指した米国の安全保障上の提案に対して、「北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大の要求」への対処がないとして批判的な反応を示している。しかし、ラブロフ露外相とブリンケン米国務長官の対話が継続される公算が大きいことも示唆しており、引き続き関連ヘッドラインに要警戒となる。2月7日には、バイデン米大統領はショルツ独首相と会談し、ロシアとの緊張緩和に向けた共同の外交的取り組みについて話し合う、と報じられている。

     ドル円の注文状況は、上値には、115.50円にドル売りオーダーと本日のNYカットオプション、超えるとストップロス買い、115.70-80円には断続的にドル売りオーダー、115.90円には本日のNYカットオプション、116.00円にはドル売りオーダーと本日のNYカットオプション、超えるとストップロス買いが控えている。下値には、113.50-60円に断続的にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売り、115.00円に本日のNYカットオプションが控えている。

  • 株安が強まるもドル円の下げは限定的=東京為替概況
    今日の為替 2022/01/27(木) 15:09

     米FOMC後のドル高基調を受けて114円台後半でスタートしたドル円。午前中に114円79銭を付けるなど、FOMC直後の高値を更新して上をトライする流れに。
    しかし、その後は上昇一服。株安の動きが強まる中でリスク警戒の円買いが強まり、114円50銭割れまで。もっとも日経平均の下げ幅が一時900円を超え、ダウ先も500ドルを超える下げを見せる中で円買いの動きは限定的で、午後は114円60銭台を中心とした推移。

     リスク警戒の動きはドル買いにもつながっており、ユーロドルやポンドドルは頭の重い展開。ユーロドルはFOMC後に1.1300手前から1.1240へ下げた後、朝方は揉み合いも、その後はドル買いの動きが強まる中でじりじり値を落とし1.1220割れまで。ポンドドルは1.3520前後でFOMCを迎え、1.3440台へ急落。その後1.3460台まで少し戻す場面も、東京市場はドル買いの動きにじりじりと値を落とし、1.3430台に。

     ユーロやポンドは対ドル、対円で売られる形に。クロス円の下げが厳しく、ユーロ円はFOMCを受けて129円20銭前後から128円60銭台に下落後、朝方はドル円の買いもあって値を戻す動きも、129円ちょうど超えまで。その後はリスク警戒の円買いに押され128円50銭台に。

  • 2022-01-27 15:35
    通常市況
    東京マーケットダイジェスト・27日 ドル高・株大幅安

    (27日終値:15時時点)
    ドル円:1ドル=114.66円(前営業日NY終値比△0.02円)
    ユーロ円:1ユーロ=128.64円(▲0.22円)
    ユーロドル:1ユーロ=1.1219ドル(▲0.0021ドル)
    日経平均株価:26170.30円(前営業日比▲841.03円)
    東証株価指数(TOPIX):1842.44(▲49.41)
    債券先物3月物:150.75円(▲0.21円)
    新発10年物国債利回り:0.155%(△0.020%)
    ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.04900%(横ばい)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
    対外対内証券売買契約等の状況(前週)
    対外中長期債         1071億円の処分超 9354億円の取得超・改
    対内株式           102億円の取得超 113億円の処分超・改

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は神経質な値動き。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見を受けて、米金利先高観を背景にしたドル買いが先行。9時過ぎには一時114.79円まで上昇した。
     その後は日経平均株価が米金融引き締めに対する警戒感から960円超安まで急速に値を下げ、リスク回避の円買いに押されて114.48円まで反落する場面もあったが、一方でドル高の地合いも継続していたため、下値も限られた。

    ・ユーロドルは軟調。米金利先高観を手掛かりにしたドル買いの流れに沿って、一時1.1215ドルまで下押し。また、豪ドル米ドルは0.7069米ドル、NZドル米ドルは0.6601米ドルまで下げるなど、オセアニア通貨などに対してもドル買いの動きが目立った。

    ・ユーロ円は上値が重い。9時過ぎに129.02円まで上昇する場面があったが、その後は日経平均の急落を背景にした売りに押され、128.54円まで反落した。

    ・日経平均株価は大幅に3日続落。米国の早期利上げに対する警戒感が高まるなか、株式市場から資金を引き揚げる動きが活発化した。寄り付き直後こそ上昇する場面もあったが、その後は急速に値を下げる展開となり、一時は960円超の大幅安に。節目の2万6000円割れが迫ると押し目買いも入ったが、戻りは限られた。

    ・債券先物相場は下落。FOMCのタカ派見解を受けて昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継ぎ、一時150円73銭まで値を下げた。

  • 円高・ドル高、不透明な米利上げ見通しやウクライナ情勢の緊迫感で=東京為替前場概況
    為替 2022/01/27(木) 11:45

     東京外為市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル買いが継続。ユーロ/ドルは1.1226ドル付近、ポンド/ドルは1.3441ドル付近、豪ドル/ドルは0.7073ドル付近、NZドル/ドルは0.6620ドル付近までドル高推移。

     パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が3月以降のすべての会合での利上げを否定せず、利上げ幅を含めた引き締めペースが不透明であることがドルを押し上げている。FRBのバランスシートの縮小開始時期も不明。3月会合時点でのインフレ率や見通し、オミクロン株の流行次第でタカ派的な方針が柔軟に変化するとみられている。

     ドル円は114.79円付近まで上昇したが、上げ一服後はドル買いよりも円買いが優勢。米国の積極的な金融引き締めによるリスク資産の不安定化が警戒されている。ウクライナ情勢の緊迫感が高まっていることも円高を後押し。複数のパイプラインが通過するウクライナで武力衝突が始まるとエネルギー価格が暴騰することは避けられそうになく、インフレ高進を背景とした積極的な金融引き締め観測が高まる。

     ユーロ円は128.54円付近、ポンド円は153.88円付近、豪ドル円は80.98円付近まで下落。

    MINKABU PRESS

  • 2022-01-27 08:00
    見通し
    東京為替見通し=ドル円 FOMC後の堅調推移が継続か、ウクライナ情勢には要警戒

     26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は114.69円、ユーロドルが1.1236ドルまでドル高が進行した。FOMC声明やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長のコメントを受けて米国の中長期金利が大幅に上昇し、ドル買いを促した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けた米・中長期債利回りの上昇で堅調推移が予想される。しかしながら、米国株の下落を受けたリスク回避の円買いやウクライナ情勢への警戒感から上値は限定的か。

     FOMCでは、市場が警戒していた急進的な金融引き締めではなく、漸進的な引き締めが決定された。FOMC声明を受けて、ドルは買われ、米国債と米国株は売られている。今後の注目ポイントは、バランスシート縮小の日程、ペース、規模となる。そして、前回の金融引き締めは、利上げ開始が2015年12月、バランスシート縮小開始は2017年10月と約2年間の時間差があったが、今回は2022年3月に利上げ開始後、バランスシート縮小開始となることで、米連邦準備理事会(FRB)と市場は経験したことのない金融引き締めに遭遇することになる。

     また、パウエルFRB議長は「毎回のFOMC会合で、利上げする可能性を排除しない」と述べていることで、今年の利上げ回数は、7回となる可能性が示唆されたことになる。バランスシートの縮小に関しては、「前回より早期で急速となる可能性」と述べたことで、前回の最大500億ドルを超える縮小が毎月実施される可能性に要警戒となる。

    ・利上げ開始時期と利上げ幅:3月FOMCに決定され、利上げ幅は未定
    (※市場は0.5%利上げの可能性を警戒)
    ・テーパリング(資産購入の段階的縮小):3月まで継続
    (※市場は1月か2月に前倒しされる可能性を警戒)
    ・バランスシートの縮小:FF金利誘導目標レンジの引き上げプロセスを開始した後に大幅な圧縮に着手するが、具体的な日程、ペース、最終的な規模は未定
    (※市場は5-7月に600億ドル程度での着手や資産売却の可能性を警戒)

     ドル円の一目均衡表でのテクニカル分析では、昨日は先行スパン2(114.03円)が先行スパン1(113.89円)を上抜けて雲が捻れる「変化日」となっていたが、FOMC声明を受けて、年初来の下落トレンドが反転している。

     ウクライナ情勢に関しては、21日にスイスのジュネーブで開催された米露外相会談で、ロシア側は改めて「NATO東進せず」を文書で確約するように求めていたが、昨日、米国は、安全保障に関する回答文書をロシアに提示した。米国側の回答はロシアが選択した場合に真剣な外交の道筋を明示し、ロシアが提起した懸念を原則的かつ現実的に精査していると明らかにしており、ロシア側の反応に要注目となる。また、明日28日にはマクロン仏大統領とプーチン露大統領との電話会談が予定されている。

  • 模様眺め、FOMCで米金融当局者のタカ派スタンスを見極めへ=東京為替前場概況
    為替 2022/01/26(水) 11:43

     東京外為市場でドル円は113円後半で小動き。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて積極的な売買はみられない。

     米連邦準備制度理事会(FRB)は3月から利上げを開始し、償還によらないバランスシートの縮小は年後半から始まるとみられているが、どの程度まで今後の金融引き締めを示唆するのか非常に注目されている。フェドウォッチでは年内で4回程度の利上げが想定されている。

     ユーロ円は128円後半、ポンド円は153円後半、豪ドル円は81円半ばで推移。欧州通貨やオセアニア通貨が対ドルでしっかりと推移していることがクロス円を支えているが、ドル円と同様に値動きはわずか。

    MINKABU PRESS

  • 2022-01-26 15:35
    通常市況
    東京マーケットダイジェスト・26日 円伸び悩み・株安

    (26日終値:15時時点)
    ドル円:1ドル=113.89円(前営業日NY終値比△0.01円)
    ユーロ円:1ユーロ=128.75円(△0.05円)
    ユーロドル:1ユーロ=1.1304ドル(△0.0003ドル)
    日経平均株価:27011.33円(前営業日比▲120.01円)
    東証株価指数(TOPIX):1891.85(▲4.77)
    債券先物3月物:150.96円(横ばい)
    新発10年物国債利回り:0.135%(横ばい)
    ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.04900%(横ばい)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
    12月企業向けサービス価格指数(前年比) 1.1%      1.1%
    11月景気動向指数改定
    先行指数                103.2      103.0
    一致指数                92.8       93.6

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は下値が堅い。日経平均株価が270円超の下落となった場面ではリスク回避目的の売りに押され、一時113.78円まで値を下げた。もっとも、昨日NY時間の安値でもある同水準がサポートとして意識されると下げ渋る動きに。その後は日経平均が下げ幅を縮めたことに伴い、113.93円まで値を上げた。

    ・ユーロ円も下値が堅い。日経平均が下落したことに伴う売りが進み、一時128.60円まで値を下げたが、その後はドル円と同様に下げ渋った。

    ・ユーロドルはもみ合い。1.1305ドルを挟んだ方向感の乏しい動きに終始した。海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えて様子見ムードが強い。

    ・日経平均株価は続落。米国の早期金融政策正常化への警戒感から前日の米国株式相場が下落した流れを引き継いた。指数は一時2万7000円の大台を1年1カ月ぶりに下回る場面も見られたが、その後は持ち高調整目的の買い戻しなども入ったため、徐々に下げ幅を縮小した。

    ・債券先物相場は横ばい。FOMCの結果公表を控えて方向感を欠いた動きが続き、前日終値を挟んだもみ合いとなった。

  • 〔東京外為〕ドル、113円台後半=FOMC結果控え小動き(26日午前9時)
    1/26(水) 9:30配信
    時事通信

     26日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日本時間の明日未明に終了するFOMCを控え、1ドル=113円台後半で小動きとなっている。午前9時現在、113円89~89銭と前日(午後5時、113円88~92銭)比01銭の小幅ドル高・円安。
     前日の海外市場は、上にいってこいだった。欧州時間に米長期金利の上昇を背景に114円10銭台に浮上。その後は米金利が低下に転じたことで売り戻され、米国時間の中盤に113円70銭台に反落。終盤は113円80銭台でもみ合う展開だった。東京時間の早朝もおおむね、同水準で推移している。
     東京時間はFOMCの結果公表が迫る中、「一段と様子見姿勢が強まるだろう」(FX業者)とみられる。FOMCについては、「年4回の利上げと年央の資産縮小が完全に織り込まれた状態」(大手邦銀)で、これに対して「FRBのタカ派スタンスが一段と強まっているかが焦点」(同)となる見通し。
     市場では「市場のタカ派警戒はやや行き過ぎであり、実際のFRBのスタンスがさほどタカ派に傾いていなければ、内外株価は持ち直し、リスク選好からドル円も買われやすいのではないか」(別の大手邦銀)との声が聞かれる。
     ユーロは対円、対ドルで小動き。ウクライナ情勢への懸念でいったん売られた後は戻り歩調となった。午前9時現在、1ユーロ=128円73~80銭(前日午後5時、128円71~71銭)、対ドルでは1.1302~1303ドル(同1.1302~1302ドル)。

  • 2022-01-26 08:00
    見通し
    東京為替見通し=ドル円 一目・雲を睨み神経質な展開か、明朝のFOMC声明に注目

     25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は114.16円まで上昇後に113円後半で伸び悩んだ。ユーロドルは、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて年初来安値となる1.1263ドルまで下落後に1.13ドル台まで反発。ユーロ円は128.25円を下値に128円後半まで持ち直した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、明朝午前4時に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控えて、日足一目均衡表・雲を睨みながら神経質な展開が予想される。

     ドル円の一目均衡表では、本日は先行スパン2(114.03円)が先行スパン1(113.89円)を上抜けて雲がネジレる「変化日」となっている。FOMC声明を受けて、年初来の下落トレンドが反発するのか、あるいは反発しなければ下落トレンドが加速するのか要注目となる。

     FOMC声明やパウエルFRB議長の記者会見での注目ポイントは、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の終了時期、3月FOMCでの利上げ幅や今年の利上げ回数、量的金融引締政策(QT:Quantitative tightening)の開始時期と金額への言及となる。

     テーパリング(資産購入の段階的縮小)は3月に終了する予定となっているが、サプライズは1月に終了、あるいは2月終了に前倒しされた場合となる。利上げ開始は3月15-16日のFOMC、利上げ幅は従来通りの漸進的利上げ+0.25%で今年3回が見込まれているが、サプライズは、利上げ回数が0.25%が4回(3、6、9、12月)、そして+0.50%の急進的利上げの可能性となる。

     量的金融引締政策(QT)の開始は、7月26-27日のFOMCと見込まれているが、サプライズは、3月、あるいは5月開始の場合となる。金額の上限は、前回QT時の最大規模の500億ドルから600億ドル程度と見込まれているが、サプライズは1000億ドル程度の場合となる。
    パウエルFRB議長は、1月11日に開催された自身の指名承認公聴会において、「バランスシートの規模がかなり大きくなっているため、バランスシート縮小も速いペースとなる可能性がある。早く開始し、速いペースで実行するだろう」と述べている。

     前回の2017年10月に開始されたQTは、上限額として、当該月に満期の到来したFRB保有債券のうち、償還で得た資金の再投資を行わない上限額が100-500億ドルと設定された。しかし、このペースでは1年間で6000億ドル(500億ドルx12カ月)となり、8.86兆ドルのバランスシートの7%に過ぎない。そのため、今回は、全般的な資産売却に動く可能性が警戒されている。

     すなわち、前回2015年12月からの金融引き締め局面は、利上げが漸進的利上げの+0.25%、QTが2017年10月から償還分の再投資を控えるという緩慢なものであった。今回は、急進的利上げ+0.50%と急進的資産売却という、米連邦準備理事会(FRB)と市場が経験したことのないものとなる可能性、そしてオーバーキルとなる可能性に要警戒なのかもしれない。

     FRBのバランスシートが2008年9月のリーマンショック前の9000億ドル台から現状の8.86兆ドルまで約10倍に膨張するチャートは、史上最高値へ駆け上がってきた米国株式市場のチャートに重なっている。

  • ドル円は113円70銭前後、株安の動きが円買いを誘い、朝から頭の重い展開に=東京為替
    為替 2022/01/25(火) 14:10

     ドル円は113円70銭前後での推移。朝から頭の重い展開が続いている。NY市場で11100ドル超の下げからプラス圏を回復して引けたダウ平均の動きなどを受けてドル買い円売りとなり、114円台を回復して迎えたドル円。朝方114円10銭前後まで上値を伸ばす場面が見られた。しかし日経平均が寄り付きから大きな下げを見せ、午後に入ってもさらに下げる中で上値の重い展開となり、一時113円60銭台まで。日経平均は27000円割れを付けた後少し戻しており、ドル円の下げも落ち着いているが安値圏。

    USDJPY 113.69

  • ドル円は朝方114円10銭前後まで上昇も、その後は株安を嫌気して売りが目立つ展開に=東京為替概況
    今日の為替 2022/01/25(火) 15:08

     前日のNY市場でダウ平均が1100ドルを超える下落から買い戻され、100ドル近いプラスで引けたことを受けて、リスク警戒の円買いに対する調整の動きが広がり、ドル円はNY市場夕方に114円ちょうどを付ける動きに。東京朝方もそうした流れが続く形で一時114円10銭前後まで。
     しかし、日経平均が寄り付きから大きくマイナス。その後も売りが続く中でリスク警戒の円買いが優勢となり、じりじりと値を落とす動きに。午後に入っても株安の動きが継続し、日経平均が27000円割れを付ける展開に、ドル円は113円60銭台まで値を落とした。
     26890円まで値を落とした日経平均が引けにかけた買い戻しに27000円台まで回復すると、ドル円も少し値を戻し113円80銭台まで。

     9時半に発表された豪第4四半期消費者物価指数が予想を大きく上回る高水準となり、豪ドルは一時上昇。対ドルで0.7150前後から0.7177を付ける動きを見せた。豪中銀はロウ総裁が先月の講演で、12月の理事会で2月の量的緩和終了、従来通り5月での終了、延長の3つのシナリオを検討と、2月に終了する可能性を示しており、今回の結果で量的緩和の早期終了期待が強まる形となって豪ドル買いに。

     もっともリスク警戒の動きが強い中でリスク感応度の高い豪ドルには売り意欲も見られ、上値から売りが出て発表後の上昇分を打ち消すと、午後にはさらに売りが出て0.7130前後まで。

    MINKABU PRESS 山岡和雅

  • 2022-01-25 15:25
    通常市況
    東京マーケットダイジェスト・25日 円高・株安

    (25日終値:15時時点)
    ドル円:1ドル=113.80円(前営業日NY終値比▲0.15円)
    ユーロ円:1ユーロ=128.70円(▲0.37円)
    ユーロドル:1ユーロ=1.1309ドル(▲0.0017ドル)
    日経平均株価:27131.34円(前営業日比▲457.03円)
    東証株価指数(TOPIX):1896.62(▲33.25)
    債券先物3月物:150.96円(△0.03円)
    新発10年物国債利回り:0.135%(横ばい)
    ユーロ円TIBOR3カ月物:▲0.04900%(横ばい)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な国内経済指標) 
    特になし

    (各市場の動き)
    ・ドル円は上値が重い。本日は5・10日(ゴトー日)とあって朝方から本邦勢の買いが観測されると一時114.10円まで値を上げた。もっとも、日経平均株価が寄り付きから軟調に推移すると次第に戻り売りに押される展開に。時間外のダウ先物が下落し、日本以外のアジア株も軒並み下げたことでリスクオフの円高が進み、一時113.67円まで下げ足を速めた。

    ・ユーロ円も上値が重い。ドル円の上昇につれて早朝に129.20円まで買われたが、その後は日本をはじめアジア株がほぼ全面安となった影響から全般円高・外貨安が進行。ユーロ円は一時128.57円まで下落した。
     また、10−12月期豪消費者物価指数(CPI)が良好な結果だったことで豪ドル円は一時81.79円まで上昇したが、その後は株安を受けて81.05円まで一転下落した。

    ・シンガポールドル(SGD)は買い優勢。シンガポール金融通貨庁(MAS)が「金融政策バンドの傾斜を若干急にする」との声明を発表し、事実上の金融引き締めを発表すると対ドルで1.3425SGDまでSGD高が進んだ。

    ・ユーロドルは弱含み。ユーロ円の下落に引きずられる形で一時1.1306ドルまで下げるなど総じて上値の重い動きとなった。

    ・日経平均株価は反落。米早期利上げ観測やウクライナ情勢を巡る警戒感が高まり、株式市場から資金をいったん引き出す動きが活発化した。アジア株がほぼ全面安となったことも売りに拍車をかけ、指数は約5カ月ぶりに節目の2万7000円を割り込む場面があった。

    ・債券先物相場は反発。ウクライナ情勢を巡る地政学リスクの高まりから安全資産とされる債券に買いが入り、一時151.01円まで上昇した。

  • 株安で円買い優勢も、焦点は本日からのFOMC=東京為替前場概況
    為替 2022/01/25(火) 11:45

     東京外為市場でドル円は113.75円付近まで弱含み。日経平均株価の下落を受けて円買いがやや優勢だが、焦点は本日から始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)であり、動意は限定的。年内のバランスシートの縮小開始や、4回程度の利上げが想定されているが、米金融政策見通しがさらにタカ派寄りへと傾くのか注目されている。

     ユーロ円は128.72円付近、ポンド円は153.31円付近まで軟化。ドル円と同様に円買いが優勢。

     豪ドル円は81.79円付近まで一時強含んだ。昨年10-12月期の豪消費者物価指数(CPI)を手がかりに早期の利上げ観測が高まった。ただ、豪ドル買いは続いておらず、その後は81円前半で重い。

    MINKABU PRESS

  • 〔東京外為〕ドル、114円近辺=米株持ち直しなどで上昇(25日午前9時)
    1/25(火) 9:30配信
    時事通信

     25日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米株持ち直しなどが支援要因となり、1ドル=114円近辺に小高くなっている。午前9時現在、114円01~01銭と前日(午後5時、113円75~76銭)比26銭のドル高・円安。
     前日の海外市場では、欧州時間は主要な欧州株の下落で113円40銭台に下落したが、米国時間は急落していた米株の持ち直しに支援され、終盤は113円90銭台に水準を切り上げた。東京時間の早朝は同水準で取引された後、やや買いが優勢となっている。
     欧州株は、ウクライナ情勢の緊迫化で大幅安となり、一時はリスク回避の円買いが誘われた。もっとも、「有事のドル買いもみられ、結果的にはドル円の下支え要因になった」(FX業者)との声が聞かれる。米国時間は、当初は大幅安となった米株がプラス圏に浮上し、ドル円の押し上げ要因となった。
     ただ、「ウクライナ情勢の行方は不透明なほか、今日から始まるFOMCの結果を待つ向きが多い」(大手邦銀)ため、「積極的には動きにくいムードにある」(同)ことから、東京時間は114円前後でのもみ合いが続く公算が大きい。
     ユーロは対円で小高い。対ドルは小動き。ウクライナ情勢で一時売りが強まった後は戻り歩調となった。午前9時現在、1ユーロ=129円10~11銭(前日午後5時、128円81~82銭)、対ドルでは1.1323~1323ドル(同1.1323~1323ドル)。

  • 豪物価上昇が予想以上で豪ドル買いに=東京為替
    為替 2022/01/25(火) 09:46

     9時半に発表された第4四半期豪消費者物価指数は予想を超える上昇を見せた。豪中銀が重視する刈込平均と加重平均の平均値である基調インフレ率は第3四半期の2.1%から2.65%まで上昇。
     この結果を受けてRBAが2月にも債券購入を終了してくる可能性が高まり、早ければ5月にも利上げに踏み切るのではとの期待広がっている。
     豪ドルは0.7150前後から0.7177前後まで急騰。豪ドル円は81円40銭台から81円80銭手前まで一時上値を伸ばしている。

    AUDJPY 81.69

  • 豪ドル対ドルで0.7150台、この後第4四半期消費者物価指数=東京為替
    為替 2022/01/25(火) 08:54

     豪ドルは海外市場で株安から一時大きく売られ、対ドルでロンドン午前の0.7170前後から0.71をしっかり割り込み0.7090前後まで。その後、NY市場午後に株の買い戻しが入ると、リスク警戒の動きが後退し豪ドルも買い戻し。朝方0.7150を超える動きを見せている。
     豪ドル円も81円台半ばから80円70銭前後まで大きく値を落とす動きのあと、朝方81円50銭を超えて、下げ分をすべて解消する動きに。
     この後9時半には豪州の第4四半期GDPが発表される。予想を超える物価上昇を見せると、豪中銀(RBA)による金融引き締め姿勢の加速期待が広がる。

    AUDUSD 0.7153 AUDJPY 81.57

  • ドル円は114円ちょうど前後、米株の大きな振幅に振られる=東京為替
    為替 2022/01/25(火) 07:11

     ドル円は113円50銭前後から114円にかけての振幅。米株が大きな振幅を見せ、ダウ平均が一時1000ドル超の下げとなるも、引けはプラス圏という動き。引けにかけての株高にドル円はしっかりとなり、NY夕方に114円ちょうどを付ける動きに。

    USDJPY 113.97

  • 2022-01-25 08:00
    見通し
    東京為替見通し=豪インフレ率とウクライナ情勢に要注目か

     24日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは、米国の早期金融政策正常化への警戒感やウクライナ情勢への懸念で、1.1291ドルまで下げたあと、1.13ドル前半まで持ち直した。ユーロ円も128.41円まで下落後に129円台へ反発した。ドル円は113円半ばから114円付近まで持ち直した。

     本日の東京外国為替市場は豪インフレ率とウクライナ情勢に要注目となる。ただしドル円は、本日から明日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動意に乏しい展開となるかもしれない。

     9時30分に発表される2021年10-12月期豪消費者物価指数(CPI)は、前期比+1.0%、前年同期比+3.2%と予想されており、7-9月期の前期比+0.8%、前年同期比+3.0%からの上昇が見込まれている。先週発表された12月の失業率が2008年以来となる4.2%まで低下していたこともあり、インフレ率が予想通りに中銀目標レンジの2-3%を上回った場合、2月半ばまでの予定となっている週40億豪ドルの資産購入、量的金融緩和策の早期終了観測、そして利上げ時期の前倒し観測が高まることになる。

     ドルはウクライナ情勢の緊迫化を受けて有事のドル買いの様相を呈しており、対ユーロ、ポンド、円で強含みに推移している。北大西洋条約機構(NATO)は、欧州東部への戦艦や戦闘機の配備を強化し、南東部にも追加部隊を派遣する姿勢を示し、米国防総省は、ロシアがウクライナに対して大規模な軍事行動を検討しているとの報告、必要ならNATO部隊を支援するため8500人の米軍部隊の準備態勢を高めたと述べている。ウクライナの首都キエフのロシア大使館からスタッフがモスクワへ帰還、米大使館員の家族に退避命令が出た、との報道もあり、今後も関連ヘッドラインに要警戒となる。

     2008年8月8日、北京夏季オリンピックの開会式に出席していたプーチン露首相(当時)は、グルジア政府軍が分離独立を求める南オセチア自治州に侵攻したことへの反撃を指示していた。また、2014年2月23日、ソチ冬季オリンピックの閉会式が終了した後、プーチン露大統領は、「偽旗作戦」によって自国民保護という名目でクリミア半島に侵攻した。
     2022年2月4日から20日まで北京冬季オリンピックが開催されるが、2月10日から20日までロシアとベラルーシが合同軍事演習を行うことで、予断を許さない2月となる。

     27日の午前4時に公表予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明に関して、現状のコンセンサスとサプライズ予想を確認しておきたい。テーパリング(資産購入の段階的縮小)は3月に終了する予定となっているが、サプライズは1月に終了、あるいは2月終了に前倒しされた場合となる。利上げ開始は3月15-16日のFOMC、利上げ幅は従来通りの漸進的利上げ+0.25%が年3回だが、サプライズは、利上げ回数が0.25%が4回(3、6、9、12月)、あるいは、+0.50%の急進的利上げの可能性となる。量的金融引締政策(QT)の開始は、7月26-27日のFOMCだが、サプライズは、3月、あるいは5月開始の場合となる。金額は400-600億ドルだが、サプライズは1000億ドル程度の場合となる。

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