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  • 2022/01/30 16:44
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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  • 週間天気予報 次の週末以降に強い寒気、立春過ぎても防寒必須
    1/30(日) 14:54配信

    ■この先1週間のポイント■

    ・週後半は南岸低気圧に注目
    ・次の週末以降は強い寒気が流れ込む
    ・そろそろ花粉が飛散開始

    週後半は南岸低気圧に注目

    冬型の気圧配置が続き、日本海側の地域では曇りや雪の日が多くなる予想です。

    4日(金)から5日(土)は日本の南海上を低気圧や前線が進みます。

    現時点では、日本列島からは離れて通過するため関東などの天気に大きく影響することはないと見ていますが、低気圧の進路等によって影響が変化するため、随時最新の見解をご確認ください。

    次の週末以降は強い寒気が流れ込む
    次の週末以降、日本の上空には強い寒気が流れ込む予想です。

    今回の寒気は今季では年末年始に次ぐ強さで、日本海側では強雪や大雪のおそれ、東海や近畿などでも雪に注意が必要です。

    また、5日(土)は関東でも異なる風同士がぶつかるシアーラインにより雲が発達し、降水を伴うと雪の可能性があります。

    寒気が居座り、気温の低い日が続きます。4日(金)には立春を迎えますが、春らしくない寒さとなるため、防寒や風邪対策を心がけてください。

    そろそろ花粉が飛散開始
    すでに花粉症の症状を感じ始めている方もいるようです。

    ウェザーニュースの花粉飛散予想によると、2月上旬に関東や東海の一部、九州を中心とした西日本からスギ花粉の飛散が始まる予想です。2月中旬には中国や近畿、東海の広範囲、また東北南部でも飛散が始まる見込みです。

    一般的には気温の高くなる日ほど花粉が飛びやすいとはいわれますが、油断は出来ません。暖かくなるとすぐに飛び始めるおそれがあるため、花粉症の方は、今のうちからしっかり対策を準備しておいたほうが良さそうです。

    ウェザーニュース

  • 週間天気 日曜夜は関東沿岸で一時的に雪の可能性も
    1/28(金) 14:59配信
    ウェザーニュース

    ■この先1週間の天気のポイント■
     ・日曜は太平洋側で晴れるところ多い
     ・関東は日曜夜に沿岸部で一時雪の可能性
     ・北海道は日曜朝は極寒 週明けも冬型続く

    日曜は太平洋側で晴れるところ多い
    週末は冬型の気圧配置が続くため、30日(日)も太平洋側の地域は晴れるところが多い予想です。

    沖縄は前線の影響を受けるため、雨の降りやすい空となります。

    関東は日曜夜に沿岸部で一時雪の可能性

    東日本が弱い冬型の気圧配置になると、東海から関東の沖合では雲が発生しやすくなります。週明けにかけて似たような気圧配置が続くため、この雲が本州の陸地にかかるかどうかに注目が必要です。

    特に30日(日)夜から31日(月)早朝にかけては、陸地に近いところでも雲が発生しやすく、沿岸部では一時的に雪の降る可能性があります。

    東京都心など都市部では雪の可能性が高いとは言えないものの、予報が変化する可能性もあるので最新情報を確認するようにしてください。

    北海道は日曜朝は極寒 週明けも冬型続く
    北海道では週末から週明けにかけて強い冷え込みが予想されています。札幌でも30日(日)朝は最低気温が-10℃の予想です。内陸部では-25℃以下まで冷え込むところがある見込みです。

    また、週明けも北日本を中心に冬型の気圧配置となる日が多く、日本海側では雪の降りやすい状況が続きます。寒さに加えて、雪の強まりや積雪の急増にも注意してください。

    ウェザーニュース

  • 週間天気 週末は前線の動向に注目 関東は雨や雪の可能性も
    1/27(木) 14:25配信

    ■この先1週間のポイント■

    ・週末は土曜日の方が日差しあり
    ・関東は雨や雪の可能性も
    ・北日本と日本海側は雪や雨が続く

    週末は土曜日の方が日差しあり

    週末は日本列島の南の海上を前線が進む予想となっています。

    西日本や東日本は29日(土)は日差しが注ぐ所が多いですが、段々雲が広がります。30日(日)になると西日本太平洋側沿岸では雨や雪の降る所もある予想です。

    洗濯物を外干しする場合は、日曜日より土曜日のほうがよさそうです。

    関東は雨や雪の可能性も
    関東周辺は、31日(月)にかけて風の流れが変化するシアーラインが発生する予想です。

    このため、日差しも期待できますが、雲が多くなります。

    また、関東付近で上空の寒気は強く、降水があれば雪になってもおかしくない条件です。まだ予報には不確実性があり、雪や雨の可能性もありますので、最新の情報をこまめにご確認ください。

    北日本と日本海側は雪や雨が続く
    北日本や北陸は冬型の気圧配置が続いて、雪や雨の日が多くなります。

    特に、29日(土)から強い寒気が南下し、30日(日)は北海道のほぼ全域が上空1500m付近で-18℃以下の寒気に覆われる予想です。北海道はしばらくぶりの強烈な寒さにご注意ください。

    また、北日本日本海側や北海道オホーツク海側を中心に雪が強まります。北陸から山陰にかけても強い雨や雪、雷や突風に注意が必要です。

    ウェザーニュース

  • ラニーニャ現象の特徴 顕著に 寒さいつまで 花粉の飛散ピークは 3か月予報
    1/25(火) 18:30配信

    春先にかけてラニーニャ現象発生時の特徴が顕著で、日本に西から寒気が流れ込みやすいでしょう。スギ花粉の飛散は、2月下旬から3月にピークになる見込みです。

    ラニーニャ現象発生時の特徴 顕著に

    25日、気象庁は3か月予報を発表しました。
    ラニーニャ現象は12月の実況でも続いているとみられ、冬の終わりまで続く可能性が高く、春の間に終息し平常状態になる可能性が高くなっています。
    ラニーニャ現象は、太平洋の熱帯域で、東部で冷たい水の湧き上がりが平常時より強く、海面水温が平常時より低くなっています。一方、西部には暖かい海水がより厚く蓄積します。この影響で、ラニーニャ現象発生時は、インドネシア付近で、対流活動が活発になり、上空を流れる偏西風がインドやチベット付近で北へ蛇行し、日本付近で南へ蛇行するという特徴があります。このため、日本に西から寒気が流れ込みやすくなります。
    この冬、これまで、この特徴は顕著ではありませんでした。

    今のところの資料では、2月は、インドネシア付近で対流活動が活発になるでしょう。偏西風は日本付近で南へ蛇行する見込みです。このラニーニャ現象発生時の特徴は、3月にかけて続くでしょう。
    もう一つ、ラニーニャ現象発生時に現れやすいパターンとして、日付変更線付近で気圧が高く、北米北西部で気圧が低く、北米南西部で気圧が高くなることがあります。このパターンが出現すると、アリューシャン付近で低気圧が発達しにくく、北日本では冬型の気圧配置が弱いという特徴があります。この冬、このパターンは、1月中旬頃から見られなくなりましたが、2月から4月にかけて出現しそうです。

    ラニーニャ現象とは別に、2月から4月にかけて、北極付近では気圧が低く、その周りでは気圧が高い見込みです。大気は気圧が高い方から低い方に流れやすいため、寒気は、日本付近に北からは流れ込みにくいでしょう。一方で、中国大陸の華中、華南ではシベリア高気圧の勢力が強く、沖縄や奄美、九州など、西からは寒気が流れ込みやすい見込みです。

    2月~3月 天候の特徴 平年並みでも寒い時期あり
    2月は、平均気温は、沖縄・奄美、九州から近畿は、平年並みか低いでしょう。北陸、東海から北海道は、ほぼ平年並みの見込みです。
    沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。九州から北海道の日本海側は、平年と同様に曇りや雪、雨の日が多い見込みです。太平洋側は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

    3月は、平均気温は、沖縄・奄美は、平年並みか低いでしょう。九州から近畿は、ほぼ平年並みの見込みです。期間を通しては、ほぼ平年並みですが、寒気の影響を受ける時期があり、まだ寒い日がありそうです。北陸、東海、関東は、平年並みか高い見込みです。東北や北海道は、平年より高いでしょう。
    沖縄・奄美は、平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みです。九州から関東は、天気は数日の周期で変わり、太平洋側は平年と同様に晴れの日が多いでしょう。北陸、東北や北海道の日本海側は、平年に比べて、曇りや雪、雨の日が少ない見込みです。東北と北海道の太平洋側は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。

    4月は、平均気温は、沖縄・奄美、九州から関東は、ほぼ平年並みの見込みです。ただ、沖縄・奄美、九州南部などでは、一時的に寒くなることがありそうです。東北や北海道は、平年並みか高いでしょう。
    全国的に、天気は数日の周期で変わり、九州から近畿、東海、関東と、東北や北海道の太平洋側では、平年と同様に晴れる日が多いでしょう。

    トンガの海底火山噴火 予報への考慮は
    NASAによると、15日にトンガ付近で発生した大規模な海底火山の噴火では、成層圏に火山性物質を放出するのに十分な威力があったとのことです。
    火山性物質が成層圏に大量に放出されると、地球の気温を下げる効果が知られています。これは、成層圏は比較的乾燥していることなどにより、火山性物質は、対流圏に留まるより、はるかに長く、広範囲に影響を及ぼすためです。
    ただ、衛星観測によると、二酸化硫黄が大気圏の上層に約0.4テラグラム放出されましたが、気候への影響の最小の値は約5テラグラムであることから、今回の予報への影響は考えられていません。

    対流圏と成層圏:大気は地表面に近い層から暖められ、上層と下層の大気の交換すなわち対流が起こります。対流が活発で、上空ほど気温が低下する地上から高さ10~16kmまでの大気の層は、対流圏と呼ばれています。雲や降水などの天気現象は対流圏で起こります。対流圏より上では、上空に向かって気温の低下率が小さいか、 逆に気温が上昇するようになります。このような気温分布の大気 では、対流が起こりにくく成層圏と呼ばれています。

    花粉シーズンへ

    スギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで例年並みでしょう。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みです。
    スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。2月上旬に飛散開始が予測される地域では、1月のうちから早めに花粉対策を始めるとよいでしょう。
    飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を、2日連続して観測した場合の最初の日です。

    スギ花粉飛散のピークの時期は、平年並みの所が多い見込みです。福岡や高松で2月下旬から3月上旬、広島や大阪、名古屋では3月上旬から中旬の予想です。金沢や東京、仙台は3月上旬から下旬でしょう。

    スギ花粉のピークが終わる頃になると、ヒノキ花粉が飛び始め、その後ピークが始まります。ピークの時期は、福岡や高松では3月下旬から4月上旬、広島では4月上旬の見込みです。大阪や名古屋、東京では4月上旬から中旬でしょう。金沢と仙台は4月が中心ですが、飛散量は他の地点と比べると少ないため、はっきりとしたピークはない見込みです。

    日本気象協会 本社 白石 圭子

  • 今夜は関東で雪や雨の所も 26日(水)以降は冬の天気分布に 北日本中心に寒さ続く
    1/25(火) 11:14配信
    ウェザーマップ

     きょう25日(火)は日本海側でも晴れている所があるが、午後は東日本の太平洋側で天気が下り坂に向かう見込み。低気圧が近づく影響で、今夜以降は関東を中心に雨や雪の降る所がありそうだ。長く降り続くことはなさそうだが、北部を中心に周囲の状況変化に注意が必要となる。

    関東 天気下り坂

     25日(火)午後は関東で雲の広がる所が多くなり、気温の低い状態が続く見込み。今夜は東海道沖に低気圧が発生して東へ進むため、関東は次第に降水域が広がり、あす26日(水)明け方にかけて沿岸を中心に天気が崩れる見通し。南部沿岸は冷たい雨やみぞれの所が多いが、南部の山地や茨城県など北部は雪の降る所があり、積雪となる可能性がある。26日(水)明け方にかけては、念のため雪による交通障害や路面凍結に対して注意が必要だ。

    日本海側は冬の天気

     26日(水)は関東など太平洋側の天気は回復して、日中は東京で10℃を上回る見込み。一方、日本海側は早い時間から雪や雨の降る所があり、午後は北陸を中心に雷を伴う所がありそうだ。27日(木)から28日(金)にかけても、日本海側は断続的に雪が降り、北日本を中心に寒い状態が続く見通し。

     週末以降も、日本付近は基本的に冬型の気圧配置が続き、北日本を中心に気温の低い状態が続く見込み。特に、29日(土)は北陸や北日本の日本海側で、雪の降る所が多くなりそうだ。なお、土日にかけて沖縄・奄美付近の前線が、九州など西日本の一部にも雨をもたらす予想だが、雨雲はあまり北上はしない見通し。そのぶん北からの寒気が強いため、東京など太平洋側で晴天が続く地域も、来週初めにかけて気温の低い状態が続きそうだ。

    (気象予報士・高橋和也)

  • 2週間天気 1月最後の週末は太平洋側で雨や雪 2月の立春ごろも雨に
    1/24(月) 12:33配信
    tenki.jp

    1月30日(日)から31日(月)は、太平洋側の所々で天気が崩れるでしょう。雨の降る所が多い見込みですが、雪のまじる所もあるでしょう。2月に入っても冷たい雨の降る日がありそうです。2月4日(金)の立春を迎えても、まだまだ厳しい寒さが続くでしょう。

    25日(火)~31日(月)
    あす25日(火)は、大陸からの高気圧に緩やかに覆われるでしょう。全国的に晴れ間が出る見込みです。日本海側も雪の降る所はほとんどなさそうです。
    26日(水)は、関東の南東の海上に小さな低気圧が発生し、日本の東に進む見込みです。関東南部で夜明け前に雨や雪が降りますが、一時的でしょう。
    その後、29日(土)にかけて冬型の気圧配置が続く見込みです。北海道と東北の日本海側、北陸では、雪が降りそうです。近畿北部や山陰も雪や雨の所があるでしょう。北海道と東北の太平洋側と関東から九州も太平洋側を中心に大体晴れる見込みです。
    30日(日)から31日(月)は本州の南を低気圧が進むため、関東から九州の太平洋側を中心に天気が崩れそうです。低気圧の発達程度やコースによっては、太平洋側でも雪の降る可能性もあるため、今後の情報に注意が必要です。

    北海道から九州は、この時期らしい寒さの所が多いですが、太平洋側では日差しの暖かさを感じられる日もありそうです。29日(土)から31日(月)頃にかけては、厳しい寒さが戻りそうです。沖縄は、28日(金)から30日(日)は最高気温、最低気温ともに平年よりも高いでしょう。

    2月1日(火)~6日(日)
    2月のスタートは太平洋側を中心におおむね晴れるでしょう。ただ、3日(木)は西から天気が崩れ、4日(金)にかけて冷たい雨が降りそうです。標高の高い所や平地でも気温が低くなると、雪のまじることがあるでしょう。5日(土)と6日(日)は広く晴れそうです。
    北海道から北陸にかけての日本海側は、1日(火)からの一週間は曇りや雪の日が多くなる見込みです。

    2月4日(金)の「立春」を境に、暦の上では季節は春になりますが、春のような暖かさはまだ感じられることはなさそうです。

    日本気象協会 本社 小野 聡子

  • 週間天気 週末は南岸を低気圧が通過 関東などで天気崩れる可能性
    1/24(月) 5:52配信

    ■この先1週間の天気のポイント■
     ・25日(火)夜~26日(水)朝は関東で雨雪の可能性
     ・次の週末は南岸低気圧に注目
     ・花粉症の方には辛い季節が目前に

    25日(火)夜~26日(水)朝は関東で雨雪の可能性

    25日(火)午後になると、東海の沖合いで雲が発生し、26日(水)朝にかけて低気圧へと発達して関東の南岸を通過する予想です。

    そのため、関東では明日の夜から26日(水)朝にかけて天気が崩れ、雨や雪の降る可能性があります。

    次の週末は南岸低気圧に注目

    29日(土)から30日(日)にかけて、本州の南の海上を低気圧や前線が通過する予想で、西日本から東日本の太平洋側を中心に雨や雪の降る可能性があります。

    まだ予報には幅がある状況で、天気が崩れるタイミングや降水域の広さ、雨になるか雪になるかなど、予報が変化することも考えられます。

    この本州南岸を通る低気圧(いわゆる南岸低気圧)は通る位置やその強さによって影響が大きく異なってくるため、随時最新の見解をご確認ください。

    花粉症の方には辛い季節が目前に

    花粉の飛散し始める時期が近づいています。2月上旬には東京都でもスギ花粉の飛散が始まる予想で、2月下旬には西日本や東日本の広範囲で飛散のピークを迎えます。

    敏感な方であればそろそろ花粉の影響を感じ始めるかもしれません。この先、気温の上がる日や風の強い日は花粉にも注意してください。

    ウェザーニュース

  • 【動画】24日の天気 - 明け方にかけて雨や雪 関東も内陸は積雪に注意 日中は晴れても北風強まる(23日18時更新)
    1/23(日) 18:44配信
    ウェザーマップ

     南の海上を進む前線や低気圧の影響で、月曜日の明け方にかけては西日本や東日本の太平洋側で雨が降り、東海や関東で内陸を中心に雪になる所もありそうです。積雪や路面の凍結にご注意ください。東北や北陸も雪や雨が降りますが、日中は回復に向かうでしょう。西日本では真冬の寒さが和らぎますが、各地で北よりの風が強まりそうです。

    時系列予報と月曜日未明の天気分布予想

     月曜日の明け方にかけては西日本や東日本の太平洋側に雨雲がかかるでしょう。未明にかけては関東も多摩西部などの内陸では雪が降り、積もる所もありそうです。車の運転などにご注意ください。
     東京23区など、平野部でも雪の混じる可能性がありますが、雨の所がほとんどとなるでしょう。積雪とはならない見込みですが、予想より気温が下がった場合は積もるおそれもあります。帰宅や家を出る時間に重なる方は、念のため外の様子に注意してください。

     九州など西日本の太平洋側も日付が変わる頃まで雨の降る所があるでしょう。土曜日の夜から雨の続いている所もあるので、土砂災害に注意が必要です。
     東北や北陸は明け方にかけて雪が降るでしょう。
     ただ、日中は各地とも回復に向かい、太平洋側を中心に晴れ間が戻る見込みです。

    月曜日の全国の天気と予想気温

     朝の冷え込みは緩む所が多いものの、北日本は氷点下の所が多いでしょう。路面の凍結にご注意ください。
     日中は関東から西で日曜日より高く、10℃以上になる所が多い予想です。西日本や東海では厳しい寒さは和らぎますが、北よりの風が強まるので、日差しがあっても暖かい服装を心がけてください。
    (気象予報士・及川藍)

  • 関東 今夜からあす月曜の未明にかけて「南岸低気圧」 冷たい雨や雪
    1/23(日) 14:41配信
    tenki.jp

    あす24日(月)にかけて、「南岸低気圧」が関東の南を通過する見込みです。関東では今夜からあす24日(月)未明にかけて、冷たい雨や雪の降る所があるでしょう。平地でも雪の混じることもありますので、路面状況の変化にご注意ください。

    今夜遅くからあす24日(月)明け方にかけて 「南岸低気圧」が通過
    きょう23日(日)は、「南岸低気圧」が本州の南を通過します。
    九州から東海の広い範囲で雨を降らせていて、標高の高い所では雪が降っている所もあります。
    この雨や雪の範囲が次第に東へ広がり、今夜遅くになると関東では南部を中心に冷たい雨や雪の降る所があるでしょう。

    箱根など神奈川県西部では、降り出しから雪になる所もありそうです。
    平地では冷たい雨が中心ですが、今夜遅くからあす24日(月)の未明にかけては、雪の混じる所もあるでしょう。
    冷たい雨や雪は、あす24日(月)の朝には止む所がほとんどで、降り方は弱いですが、路面状況の変化にご注意ください。

    あす24日(月)の日中から25日(火) 日差しが届く
    画像:tenki.jp

    あす24日(月)は次第に高気圧に覆われるでしょう。
    日中は天気が回復して、日差しが届く見込みです。
    最高気温は10℃を超える所がほとんどですが、次第に北よりの風が強まってきそうです。
    午後は風が冷たく感じられますので、マフラーなどで首元をしっかりと温めてください。

    あさって25日(火)も大体晴れて、風はおさまってきそうです。
    ただ、最高気温は再び一桁になりそうです。
    寒さ対策が欠かせません。

    26日(水) 再び関東の南を低気圧が通過
    26日(水)は、関東など太平洋側に雪や雨を降らせることのある「南岸低気圧」が通過する見込みです。
    雲が広がりやすくて、千葉県や茨城県など沿岸部を中心に冷たい雨が降るでしょう。
    今のところは、「南岸低気圧」があまり発達せずに陸地から離れて通り、上空の寒気もそれほど強くないことが予想されています。
    このため、雨雲のかかる範囲は狭く、降る時間も比較的、短いでしょう。

    ただ、低気圧のコースや発達具合によっては、降水のかかるエリアや降るタイミングなどが変わってきます。
    今後も最新の天気予報をこまめにチェックなさってください。

    27日(木)以降
    27日(木)から29日(土)は大体晴れますが、寒さが続くでしょう。
    ただ、風は比較的、穏やかで、日差しの温もりを感じることができそうです。
    30日(日)は、本州の南を気圧の谷が通る見込みです。
    雲が広がりやすくて、次第に雨や雪が降るでしょう。

    今週もまだ寒さが続きますが、2月に入ると関東の一部では花粉シーズンがスタートする予想です。
    敏感な方は、すでに感じている方もいらっしゃるかと思います。
    早めの花粉対策を心がけましょう。

    日本気象協会 本社 岡本 朋子

  • 週間天気予報 週明けは南岸低気圧が通過 注視を
    1/21(金) 15:18配信

    23日(日)は西日本から天気が崩れ、週明けにかけて南岸低気圧が通過します。太平洋側の地域で雨や雪の降ることがあるため、動向に注視が必要です。

     ■この先1週間のポイント■
    ・週明けは南岸低気圧で雨や雪
    ・来週は寒さが少しだけ和らぐ
    ・敏感な方は花粉にも注意を

    週明けは南岸低気圧で雨や雪

    23日(日)は西から気圧の谷が接近し、西日本や沖縄で雨が降りだします。本降りの雨となる所もあるため、外出の予定のある方は土曜のうちに済ませておくと良さそうです。

    週明けの24日(月)から25日(火)にかけては、低気圧が本州の南岸を通過して、いわゆる「南岸低気圧」とよばれるパターンで太平洋側で雨や雪の降るところがある予想です。

    現時点では首都圏などでの大雪の可能性は低いと考えていますが、低気圧のコースや雨雲の広がり方次第で影響が大きく変わりますので、随時最新の天気予報を確認するようにしてください。

    来週は寒さが少しだけ和らぐ
    南岸低気圧の通過したあとは冬型の気圧配置となるものの、寒気の流れ込みは強くなく、週後半にかけては全国的に比較的穏やかな天気となる予想です。

    一年で一番寒い時期ですので、北日本を中心に真冬の寒さが続きます。一方で、西日本や東日本では来週の中頃に少し寒さの和らぐ日がある予想です。

    西日本を中心に、朝の冷え込みも緩く、昼間も最高気温が10℃以上となる日が多くなります。真冬にしては冷え込みがいくぶん緩く感じられそうです。

    敏感な方は花粉にも注意を

    花粉の飛散し始める時期が近づいています。2月上旬には東京都でもスギ花粉の飛散が始まる予想で、2月下旬には西日本や東日本の広範囲で飛散のピークを迎えます。

    敏感な方であればそろそろ花粉の影響を感じ始めるかもしれません。暖かくなる日は花粉にも注意してください。

    ウェザーニュース

  • 北関東の山沿いで雪 平野部でちらつくことも
    1/21(金) 9:59配信

    今日21日(金)は関東の上空5000m付近に-30℃以下の寒気が流れ込んでいます。雪雲の一部は山間部に留まらず平野部にも拡大し、北関東では一時的に雪の降る所がある見込みです。

    強い冬型の気圧配置が続いている影響で、北関東の山間部は雪が断続的に降っていて、積雪が増加しています。9時までの24時間に新たに積もった雪の量は、群馬県みなかみ町で38cm、栃木県那須町・那須高原で19cmに達しました。

    寒気の南下に加え、栃木県から茨城県の平野部では北よりの風と西よりの風がぶつかり合い、「宇都宮不連続線」と呼ばれるシアーラインが形成され、雲がやや発達しています。宇都宮不連続線が通過する昼頃にかけては一時的に雪や雨の降ることがある見込みです。

    地上付近が比較的乾燥しているため強く降ることはなく、平野部では積もるほどにはなりません。

    ウェザーニュース

  • 来週はじめは関東でも雨や雪の可能性 南岸低気圧の動向に注意
    1/20(木) 18:31配信

    来週はじめの24日(月)~25日(火)は、日本の南の海上を低気圧が通過する予想です。いわゆる「南岸低気圧」と呼ばれるパターンで、関東も雨や雪の降る可能性があります。

    関東からは少し離れた所を通る予想
    現時点で南岸低気圧は、25日(火)頃に関東から見ると少し離れた所を通る予想になっています。低気圧に伴う活発な雨雲の北側の一部がかかるくらいで、雨や雪が降ったとしてもそれほど強まらない見込みです。

    関東に雪を降らせる目安の上空1500m付近で-3℃以下の寒気は、東北付近まで北上するとみられます。これらのことから、今の段階で東京都心など平野部で大雪となる可能性は低く、降ったとしても雨になる見通しです。

    ただ、南岸低気圧は少しの位置や強さの違いで、実際の天気が大きく変化します。様々なコンピューターシミュレーションの結果は安定していないため、今後、予報が変化する可能性がある状況です。予定がある場合はこまめに最新の予報をご確認ください。

    ウェザーニュース

  • 相次ぐ最高気温の記録更新、地球はどこまで暑くなる?【他人事ではない、気候変動の脅威】
    8/30(月) 18:08配信

    温暖化でまるごと移転する村、融ける永久凍土の深刻さ

    2019年7月5日、シベリアのコリマ川で遊ぶ子どもたち。気候変動がシベリアの風景と経済を変えようとしている。

     東京オリンピックが終わった翌日の8月9日、IPCCが最新の報告書を発表した。それによると、人間が地球を温暖化させてきたことはもはや「疑う余地がない」とされ、仮にいますぐ炭素排出が急激に減ったとしても、今後数十年間は世界の平均気温は上昇するという。オリンピックを振り返ればわかるように、今年も十分暑かったが、日本の夏はどこまで暑くなるのだろうか。

     2020年には40℃を超えるところが続出し、8月17日には静岡県の浜松市で歴代最高記録に並ぶ41.1℃を観測した。猛暑は日本に限らない。米国カリフォルニア州デスバレーでは8月16日に54.4℃まで上昇。今年も6月としては異例の54℃を記録して話題になったが、54.4℃は1931年以来の記録更新で、世界の観測史上で3番目に高い値だった。

     近年の記録的な高温は、人間が排出した二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの影響なしでは、ほぼ起こり得なかったとする研究が相次いでいる。このまま私たちが大気中に炭素を排出し続けると、地球はどこまで暑くなってしまうのだろうか?

     結論から言えば、正確に予測することは難しいと専門家は言う。「将来の熱波の気温の上昇幅は、どれほど遠い未来を予測するか、どれだけ多くの二酸化炭素を私たちが排出するかに大きく左右されます」と、米ローレンス・バークレー国立研究所の異常気象の研究者マイケル・ウェーナー氏はメールで回答した。

     しかし、ウェーナー氏らが2018年に学術誌「Climatic Change」に発表した研究で、温暖化対策を全くしない最も温暖化が進むシナリオ(RCP8.5)の場合、将来の熱波がどのようなものになるのかが垣間見える。今世紀の終わりまでに、米カリフォルニア州の熱波の最高気温は、現在よりも約5.6~7.8℃も高くなる可能性があるという。

     同じシナリオの場合、日本の気象庁は21世紀の末には全国平均で気温は4.5℃上昇すると予測している。単純に足し算をすれば、日本の最高気温は45℃前後まで暑くなる計算だ。

    北極圏では6月に前代未聞の38℃
     最高気温と言えば、まだ真夏ではない去年の6月、驚くべきニュースが世界をかけめぐった。北極圏に位置するロシア、シベリアの町ベルホヤンスクで6月20日、過去最高の38℃を記録したのだ。

     北極圏は過去に一度も高温を経験してこなかったわけではない。内陸部では夏に気温が急上昇することがあり、米国アラスカ州フォートユーコンでは、1915年に初めて37.7℃を記録した。ベルホヤンスクでも1988年に37.3℃という日があった。

    「北極圏では、毎年夏至の前後になると一日中太陽がのぼったままになります。その分多くの太陽光が降り注ぐわけですから、かなり暑くなることがあるのです」と、米国立雪氷データセンターの気候科学者ウォルト・マイヤー氏は解説する。

     とはいえ、気候変動が高温に拍車をかけているとマイヤー氏は言う。北極圏は、地球の他の地域と比べて2倍以上の速さで温暖化が進んでいる。気温は過去100年で2~3℃上昇した。そのうち約0.75℃は、過去10年間での上昇だ。つまり、かつてより暖かくなっているところに熱波が発生すれば、暑さはその分余計に厳しくなるということだ。

     ちなみに同様の現象は、南極でも起きている。南半球で夏に当たる2020年の1月、南極半島では18.3℃という過去最高の気温を記録した。

    永久凍土融解でアラスカの村に水没の危機

    米アラスカ州ニュートックは先住民ユピックの村。アラスカ州で初めて気候変動によるコミュニティーの移転を開始。今後、多くの村が追随すると予想される。

     北極圏のかつてない暑さは、さまざまな影響をもたらしている。永久凍土の融解はとりわけ深刻な問題を引き起こしている。

     米国のアラスカ州では2019年10月、ニュートック村の住民がついに、新しい町への移住を開始した。北米ではほとんど例がない気候変動による移住だ。

     ニュートックの人口は約380人。ベーリング海からほど近いニングリック川沿いにある先住民族ユピックの村だ。永久凍土の融解と浸食が原因で洪水のリスクが高まり、家の周りの地盤の沈下や崩壊も生じている。ごみの埋め立て地は押し流され、燃料貯蔵タンクは危険なほど傾き、崩壊の恐れがある一部の住居はすでに取り壊された。

     そのため、20年以上前から移住計画と建設工事が進められ、新しく村がつくられるマータービックへの引っ越しが始まっている。マータービックはニュートックから約16キロ南東のネルソン島にある。

     20世紀初頭までの数千年間、ユピックは季節ごとに野営地を移動し、アザラシやヘラジカ、ジャコウウシを捕まえたり、ベリーや野草を集めたりしていた。現在も自給自足の生活を送っているが、1949年、米内務省のインディアン事務局が住民たちに意見を求めることなく、現在のニュートックに学校をつくり、村全体が定住を余儀なくされた。

     その後、気候変動によって地球の温度が上昇。極北の2300万平方キロ超に広がる永久凍土が融解し始めた。その結果、道路やパイプライン、建物の基礎が崩壊しているだけでなく、融解した凍土から温室効果ガスが放出され、地球の温度がさらに上昇している。しかも、海氷が減少し、沖合に移動した結果、高潮が川を逆流するようになり、河岸の浸食、村への浸水が起きている。海面上昇はこのような浸食を加速させる。

     ニュートックの住民たちは、これらの影響をずっと目の当たりにしてきた。かつて安定していた土壌はニングリック川に削り取られ、多いときには年間約25メートルのペースで家々に迫っている。2000年代初頭に発表されたある論文は、早ければ2027年、村の大部分が水没すると予想している。全住民の新居が完成するのは2023年以降になる見通しだ。

    シベリアではパイプラインから燃料が流出
    永久凍土融解の影響はシベリアでも目立ち始めている。2020年6月、燃料タンクが破損し、付近の川に2万トンの燃料が流れ込むという事故が発生した。破損の原因は永久凍土が解けて地盤が不安定になったためとみられている。

     燃料タンクの事故は1回限りで済む話ではない。ロシアの北極圏の大部分は、永久凍土に覆われている。2050年までに数千キロのパイプライン、道路、建物、燃料タンク、油田、空港、その他北極圏のあらゆるインフラが、永久凍土の融解によって危機にさらされると、専門家は警告している。

    温暖化によるこうした影響をどれだけ避けられるかは、ウェーナー氏をはじめ多くの科学者が言うように、二酸化炭素の排出をどれだけ抑えるかにかかっている。

    この記事はナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。世界のニュースを独自の視点でお伝えします。

    文=MADELEINE STONE、ALEJANDRA BORUNDA、CRAIG WELCH/訳=ルーバー荒井ハンナ、米井香織

  • >>7

    【速報】「みずほ」会見で坂井社長陳謝 またも大規模システム障害
    8/20(金) 17:36配信

    FNNプライムオンライン

    みずほフィナンシャルグループとみずほ銀行が、20日午後5時ごろから会見し、大規模なシステム障害について陳謝した。

    株式会社みずほフィナンシャルグループ・坂井辰史取締役兼執行役社長「一連のシステム障害等をふまえ、再発防止に取り組んでいる中で、このような事態を起こしてしまったことについて、極めて重く受け止めています。あらためまして、ここに深くおわび申し上げます」

    障害は、19日午後9時前にシステムのサーバーで発生したということで、くわしい原因を精査しているという。

    みずほ銀行では、2021年2月末から3月上旬にも、4回のシステム障害でATM(現金自動預払機)からキャッシュカードなどが取り出せなくなるトラブルが起こるなどしていて、再発防止に取り組んでいる中での今回の障害について、深く受け止めているとしている。

  • 「困る」「怖い」 顧客から不安の声 みずほ障害
    8/20(金) 12:22配信

     みずほ銀行とみずほ信託銀行全店では20日朝からシステム障害で店頭取引ができなくなり、顧客は不安の声を上げた。

     行員らは現金自動預払機(ATM)への誘導や案内のポスター掲示など対応に追われた。

     東京都文京区のみずほ銀行駒込支店を訪れた90代の女性は「遺産関係の手続きで来た。いつも使っているが、こういうことがあるようでは」と困惑顔。同店を利用した男性(72)は「別の銀行も使っているが(利用の)頻度はみずほが多い。何かあったときに下ろせないと困る」といら立ちをにじませた。

     東京・池袋駅のATMを利用した30代男性会社員は「トラブルが続いているので今後も何か起こりそうで怖い」と危惧。東京都江戸川区の西葛西支店を訪れた50代の女性経営者は「以前の不具合では振り込みのタイミングでATMが利用できず慌てた。いつも使っているが不安が残る」と度重なる障害に懸念を示した。

  • この夏、異常な「ゲリラ豪雨」が日本を襲っているワケ
    8/9(月) 14:32配信

    「1000年に一度」

    地元メディアがそう報じる記録的な豪雨が中国の中部、河南省で観測された。同省・鄭州市の7月17日夕方から20日夜までの降水量は計約617㎜。これは同市の1年間の平均雨量にほぼ等しい。とくに20日午後には1時間に200㎜を超える猛烈な雨が降り、市内各所の道路が完全に水没した(上写真)。

    河南省当局は7月27日、死者が計71人におよび、1331万人が被災したと発表した。災害リスクに詳しい立命館大環太平洋文明研究センターの高橋学特任教授はこう解説する。

    「本来、鄭州は水はけが悪い大平原の西端に位置するため、水害を起こしやすい地域です。しかし、普段の降水量が少ないため豪雨への備えが不十分でした。ただ、多大な降水量を考えると、被害の規模には違和感がありますね。1時間で200㎜は異常な数字です。40㎜でも水害が発生します。東京で200㎜の雨が降ったら、低地にある銀座、東京、豊洲、上野などの地下鉄は冠水するでしょう」

    実は、この尋常ではないレベルの豪雨が、日本で発生してもおかしくなかった。

    株式会社ウェザーマップ代表で気象予報士・森朗(あきら)氏はこう語る。

    「日本の真上に一時的に高気圧が存在していたため、台風6号の水蒸気を多く含んだ空気が日本を避けて鄭州に流れていったんです。もし上空に高気圧がなかったら日本のどこかで同じような大雨が降ったかもしれません」

    河南省の水害はけっして他人事ではないのだ。森氏は「8月以降は『ゲリラ豪雨』(局地的な大雨)に警戒が必要」だとこう指摘する。

    「今年は例年以上にゲリラ豪雨の発生が増えそうなんです。通常は梅雨が明けて真夏になると、日本の真上に太平洋高気圧がドンと居座り、晴天が続いて天候が安定します。ところが今年はこの高気圧の位置が少しズレ、それもあって勢力も弱い。そのため、寒気が日本列島に流れ込みやすく、ゲリラ豪雨が発生しやすい状態になっています」

    世界最大級の民間気象会社「ウェザーニューズ」の発表によれば、日本全国のゲリラ豪雨の発生回数は昨年の1.2倍になる見込みだという。

    下の図を参照してほしい。今年7~9月のゲリラ豪雨の予想発生回数は全国でおよそ7万5000回(昨年は6万2000回)。なかでも北海道や東日本の日本海側、関東北部では昨年比1.5~2倍に増加する。

    「今年一番危ないエリアは、気温が上がりやすく、寒気の端が降りてきそうな関東から近畿にかけて。ピークとなる時期はお盆過ぎの8月中旬から下旬です。
    日本では『長崎大水害』(’82年)の1時間187㎜が観測史上最大となっています。この記録があるうえ、年々、短時間で激しく雨が降る傾向が強まっていることを考えると、200㎜の雨がありえないとは断言できません」(森氏)

    さらに言えば、ゲリラ豪雨の恐ろしさは、降水量だけではない。

    「温暖化が続いている状況下で、近年のゲリラ豪雨は落雷や降雹(こうひょう)、突風を伴う場合が多くなっています。また、竜巻にも警戒してください。竜巻をもたらすのは、『スーパーセル』と呼ばれる巨大な積乱雲です。米国では頻発していますが、このスーパーセルと見られる突風が日本で発生した例が出始めています。なかでも関東平野は要注意です」(森氏)

    お盆の前に万全の対策を――。

    『FRIDAY』2021年8月13日号より

  • 「私の両親の名前は憶えておかなくても構いませんが、彼らのホロコースト時代の物語を記憶にとどめておいてもらいたいです。ホロコースト時代の経験を記憶しておくことが、同じようなことを二度と繰り返さないための勇気と情熱を持つことにつながり、それは大変重要なことです」(ファイザー社のアルバート・ブーラCEO)

    1.ワクチンを巡る日本外交の拙攻
     かつて、日本のある外務大臣が、1940年に「命のビザ」で約6000人のユダヤ人の命を救った「杉原千畝(スギハラチウネ)」氏のことを知らなかった、というエピソードがある。また、日本のある首相は、「千畝:チウネ」と読めなかったというエピソードがある。戦後、杉原千畝氏を追放するのではなく、国連大使やイスラエル大使に任命しておけば、日本の国際的な立ち位置が改善していたのではないだろうか。
     菅首相は、4月にバイデン米大統領との初会談で渡米した際、ファイザー社のアルバート・ブーラCEOとの会談を要請していたものの電話会談に終わった。7月23日、ブーラCEOが東京オリンピック開会式参列で来日した際に迎賓館で会談し、ワクチン供給を要請したものの、実務的協議の進展が確認されたに留まった。
     ファイザー社側には、日本がワクチン供給をロシアや中国にも要請しているのではないかとの疑心暗鬼があり、ブーラCEOには麻生発言への疑心暗鬼があるのではないだろうか。2017年、麻生副総理は、「何百万人殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目だ」と述べた時、英国紙「ガーディアン」が「日本の麻生大臣がヒトラーを称賛、彼は“正しい動機”を持っていたと発言」と批判している。

    2.東欧の辺境から
     ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世によって主導された「3B政策」とは、ベルリン(Berlin)・ビザンティウム (Byzantium:イスタンブールの旧名) ・バグダッド (Baghdad) を鉄道で結ぶというドイツ帝国の長期戦略である。
     新型コロナウイルのファイザー社のワクチン(メッセンジャーRNA)を巡る物語は、ハンガリー、トルコ、そしてギリシャという東欧の辺境に起源がある。

    ■カタリン・カリコ博士(1955年生まれのハンガリー)
     ハンガリー出身の科学者、カタリン・カリコ博士は、大学で生化学の博士号を取得し、地元の研究機関で研究員として働いていたが、研究資金が打ち切られたことから、1985年、夫と娘の3人でアメリカに渡った。当時のハンガリーは社会主義体制で、外国の通貨を自由に持ち出すことができなかったため、カリコ博士は2歳の娘が持っていたクマのぬいぐるみの中に全財産の900ポンドを詰め込んでアメリカに脱出した。
     2005年、ペンシルベニア大学でドリュー・ワイスマン教授と共同で、mRNAに関する論文を発表したものの注目されなかった。
     2013年、ドイツの企業ビオンテックに映り、副社長に就任した。

    ■ビオンテック社のウグアー・シャヒンCEO(1965年生まれのトルコ人)
     トルコからドイツに移住してきた両親のもとに生まれたウグアー・シャヒン氏は、2008年、ビオンテック社を創設し、「メッセンジャーリボ核酸」(mRNA)の研究を続けていた。

    ■ファイザー社のアルバート・ブーラCEO(1961年生まれのギリシャ人)
     2019年1月、ギリシャで生まれ育ち、獣医師の資格でファイザー社のアニマルヘルス事業部門内の上位職まで昇進していたアルバート・ブーラ氏がCEOに就任した。
     ブーラ氏の両親はギリシア系のユダヤ人でホロコーストの生存者である
     そして、ビオンテック社と共同でCOVID-19ワクチンの開発に乗り出し、2020年12月には主要ワクチンの中で初めて緊急使用が承認された。

  • Congratulations on the new thread!

    「米国が中国との技術競争に勝ち抜くにはAI、半導体、エネルギー、量子コンピューター、合成生物学といった『戦略的』と呼ぶ領域で米国が主導権を保ち続ける必要があり、日本の技術者や大学、政府とより緊密な協力関係を築く必要がある」—。
    米人工知能国家安全保障委員会(NSCAI)エリック・シュミット委員長が日本経済新聞(7月10日付朝刊)インタビュー(オンライン形式)でこう訴えた。

    米NSCAIは、トランプ前政権下の2018年にジェームズ・マティス国防長官(当時)が人工知能(AI)に関し政策提言すべく新設し、トップに米グーグル元CEO(アルファベット元会長)シュミット博士に直々就任を要請して発足した組織である。

    そして、発足2年半後の今春3月に700ページ超の最終報告書が完成、バイデン大統領と米議会に提出された同報告書は、「莫大な力と影響力を持つAI技術は、民主主義に基づいて開発・使用されなければならない」と断じ、中国がAIを「抑圧と監視の道具にしている」と強く批判すると共に、10年後、中国にAIの主導権を握られる等「第2次世界大戦後、初めて米国の技術優位が脅かさている」と衝撃的な警告を発し、物議を醸した。

    取りも直さず、日経インタビューで筆者が関心を引いたシュミット発言には、以下のようなものがある。
    1)「一部のAI技術や量子コンピューターで中国の技術力が報告書に盛り込んだ想定よりも『早く米国に追いついてきている。これは重大事だ』」−。

    2)「米国が中国との技術競争に勝ち抜くにはAI、半導体、エネルギー、量子コンピューター、合成生物学といった『戦略的』と呼ぶ領域で米国が主導権を保ち続ける必要がある」−。

    3)「そのためには日本の技術者や大学、政府とより緊密な協力関係を築く必要がある」−。

    4)「米政府内に調整機関を設置し、日本政府との対話を密にする必要があり、日本側もこうした組織を立ち上げ大学や企業間での情報共有を進めるべき」−。

    5)「高度なサイバー攻撃が国家インフラを脅かし、SNS(交流サイト)偽情報が民主主義を揺るがす等テクノロジー武装した中国が米国の最大の脅威になった」−。

    そして、何よりシュミット氏が次の10年で世界に最も大きなインパクトを与えるテクノロジーと断じるのが、米中対立の一丁目一番地に掲げるAIであり、人類の利器にも凶器にもなり得るこの技術の主導権を中国に握らせてはいけないと強調している。

    その点を含め筆者が取り分け関心を引いたシュミット発言に、「AIや量子などの先端技術の研究開発に巨費を投じる『米国イノベーション・競争法案』が米上院で可決されたことについて『我々が大きく携わった法案で、成立に向けてさらに働きかける』と語った」ことがある。

    「米国イノベーション・競争法案」とは、米議会上院で6月8日に賛成68、反対32で可決されたシューマー民主党上院院内総務が提出したパッケージ法案『米国インベーション・競争法案2021(The United States Innovation:and Competition Act of 2021)』である。

    同法案は、1)米国立科学財団、米航空宇宙局などへ1200億ドルの提供、2)米国務省にインド太平洋地域における活動予算を増額、3)競争力維持のためのバイ・アメリカン強化、4)外国政府によるサイバー攻撃や米国の知的財産窃取の阻止・影響緩和のための重大事態対応用ファンド創設やドローン調達規制の規定、5)中国に対する既存の金融制裁強化・新規制裁の措置、輸出管理強化の規定、6)重要物資のサプライチェーン強靱性の確保や不公正貿易慣行に対処すべく貿易措置の規定—等から構成されている。

    難解な専門用語が並ぶが、結局は、英文タイトル「Meeting the China Challenge Act of 2021」が示す対中戦略に他ならない。

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