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独断偏見投資日誌の掲示板

国債先物は反落で引け、長期金利-0.150%へ上昇
2019/06/26 15:27

国債先物中心限月9月限は前営業日比6銭安の153円79銭と反落し、取引を終えた。
米10年債利回りがアジア市場の時間外取引で2%台を回復したことなどを受けて、円債にも売りが強まったという。

日銀の国債買い入れオペが不調だったことも、上値を押さえた。
残存3年超5年以下の応札総額が2兆円超と、前回の1兆円割れから急増しており、市場では2年債入札をあすに控え、一部の投資家がまとまった持ち高の調整に動いた可能性があるとの声が出ていた。

現物債市場でも金利は幅広く上昇。
10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比0.5bp高いマイナス0.150%へ、新発5年債は1.0bp高いマイナス0.255%、同20年債は2.0bp高い0.235%をつけた。

「きょうはカーブ全般にわたって金利が上昇した。
中短期には米国の7月大幅利下げ観測の後退、長期・超長期には四半期末需要の一巡感が響いているようだ」(証券)という。