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★クリシュナムルティ、ボーム、禅、仏教、親鸞★
No.2366
＞ウィトゲンシュタインが使って…
2015/01/27 09:27
>>No. 2361
＞ウィトゲンシュタインが使っていたダマシ絵♪

以下↓はどっかからのコピペ＾＾
フッサールも俺は好き＾＾

見方によってウサギにもアヒルにも見える有名な「だまし絵」。これについてヴィトゲンシュタインが次のように書いています。

[...] 人はこれをウサギの頭とも、アヒルの頭とも見ることができる。
　すると私は、一つの相の「恒常的な見え」と、一つの相の「閃き（アウフロイヒテン）」とを区別しなければならない。
　像はすでに私に示されていたが、私はそこにウサギ以外の何ものをも見てはいなかったということがありうるのだ。


（『哲学探究』2部11章194ページ／『ウィトゲンシュタイン・セレクション』黒田亘・編、277-278ページ）

物理的な画像は変わらないのに、それが意識に対して二通り（ウサギとアヒル）に現れる。しかも、これらを同時に認識することはできない。最初ウサギとして見えていたものがアヒルとして見える瞬間、またはその逆の瞬間がある。

フッサールは、外の世界にある物体の意識の中での現れかた（この例ではウサギとアヒル）を認知の意味（Sinn）として、これを「ノエマ（noema）」と呼びました。また、ある物体を特定のノエマに結びつけて（この例では、この画像を“アヒルとして”、または“ウサギとして”）認知する意識の働きを「ノエシス（noesis）」と呼びました。

画像：ヴィトゲンシュタインが使っただまし絵♪