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ユロ板討論会の掲示板

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  • 2021/02/16 12:35
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掲示板のコメントはすべて投稿者の個人的な判断を表すものであり、
当社が投資の勧誘を目的としているものではありません。

  •  ロンドンタイムは、引き続き難航する英・欧州連合(EU)の交渉に神経をとがらせる状態が続きそうだ。各欧州高官で見解にばらつきがあり、楽観や慎重な見方が交錯している。異なった立場の発言が伝わるたび、ポンドを中心に欧州通貨が右往左往する展開となっている。
     昨日、ユースティス英環境相は「まだ合意すべきことがある」としたうえで、話し合いが「先週末に大きく後退したのは事実」と述べた。ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長は電話会談を行ったものの、自由貿易協定(FTA)について「相違は大きく」「まとめる状況ではない」という。両者はブリュッセルで対面協議に臨むことになったが、同地で10・11日に開催のEU首脳会議までに落としどころを見出せるか注目される。
     決着は難しそうで、今後の交渉継続を前提とした部分合意が想定される。それに関しても英国が主権を強く主張しつつ、交渉を有利に導こうとしている感がある。決着するにしても目前までネガティブな内容を含めた発言が出てくると考えられ、ポンドほか欧州通貨の荒っぽい振れは続きそうだ。
     本日19時発表の12月独・ユーロ圏ZEW景況感指数は、大きな動意につながるか明確ではないものの、新型コロナウイルスの感染拡大がいったんピークを迎えつつあるとされる欧州の景況感のレベルを注視したい。同時刻に発表となる7−9月期ユーロ圏GDP確定値は過去の数字であり、確報値であるため数字の大きな修正も想定されず、為替の強い変動要因にはなりにくいだろう。


    ・想定レンジ上限
     ユーロドルは、年初来高値1.2178ドル更新後にぶつかりそうな売りオーダーが観測される節目1.2200ドル。
     ポンドドルは、昨日7日高値1.3437ドル。

    ・想定レンジ下限
     ユーロドルは、日足一目均衡表・転換線1.2032ドル。
     ポンドドルは昨日7日安値および日足一目均衡表・基準線の1.3225ドル。

  •  ロンドンタイムは、引き続き英・欧州連合(EU)離脱後の協定に関するニュースに神経質な状態が続くなか、アジアタイムに発表となった中国貿易収支の影響を見定める展開となるか。11月の中国貿易収支は535.0億ドル程度を見込んでいた市場予想に反して754.2億ドルの黒字と、10月の584.4億ドルより強い結果となった。ドル建ての輸出が前年同月比+21.1%と、市場予想の+12.0%や10月の+11.4%を上回ったことも欧州勢に好感されやすいだろう。欧州からの進出企業も多い中国の経済活動の復調が、欧州の株価や為替にポジティブな影響を与える可能性があるため注視したい。
     英・EU離脱(ブレグジット)関連のニュースに関しては上下の振れを誘いつつも、すぐに相反する内容の報道で巻き戻されるなど、方向性の見定めにくさにつながっている。振れ幅が大きいため、元の水準へ回帰するにしても、手持ちのポジションが痛めつけられるリスクが大きい。我慢が尽きて損切ったところで相場が折り返すようなことになりかねず、売買を手掛けにくくしている。迷いがあれば取引は控えるべきかもしれない。


    ・想定レンジ上限
     ユーロドルは、2018年4月6日安値1.2215ドル。
     ポンドドルは、4日高値1.3539ドル。

    ・想定レンジ下限
     ユーロドルは、2日安値1.2040ドル。
     ポンドドルは月足一目均衡表・雲の下限1.3314ドル。

  •  本日のロンドン為替市場でユーロドルは、1日以降に強まった上昇トレンド自体に大きな変化はなさそうだが、ニューヨーク午前に発表される10月米雇用統計を前に様子見ムードが広がるか。
     昨日に気になるとした「来週半ばの欧州連合(EU)首脳会議」だが、EU予算合意に拒否姿勢を見せていたポーランドが、条件付きながらも承認拒否を取り下げる考えを示した。他国の反応はまだはっきりとしていないものの、ポーランドが歩み寄る姿勢を見せたことで、同国と共に予算拒否としたハンガリーも態度を軟化させる可能性が出てきた。
     EU次期多年度予算が合意に向かい、復興基金も稼働できるめどが立てば、来年以降の欧州景気回復への期待感も高まるだろう。こちらはユーロにとってもポジティブ要因だ。

     相場の懸念材料としては、米大手製薬ファイザーが、今年の新型コロナウイルスのワクチン出荷量目標を最大1億回分から5000万回分に引き下げたことか。コロナワクチンの実用化で先行していた同社の動向は、市場のリスクセンチメントにもじわりと影響してくるのではないか。
     なお新型コロナ関連ニュースでは、コンテ伊首相が3日、感染拡大防止のために12月21日から1月6日までは州をまたぐ移動を禁止(仕事などの理由を除く)することを発表した。

     ポンドドルは昨日、約1年ぶりの高値となる1.35ドルを記録。その後は1.34ドル台での値動きが続いているが、英EU通商合意への期待感が支えとなっているもよう。バルニエ首席交渉官が本日、EU加盟国の代表に交渉状況について説明する予定。一部報道では近日中に合意の大枠が明らかとなる、とも伝えられている。ただ、これまでも何度か梯子を外された交渉でもあり、今後の関連報道には依然として警戒が必要だろう。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルは昨日高値1.2175ドルを念頭に心理的節目1.22ドルが上値めど。ポンドドルは昨日高値1.35ドルから19年12月13日高値1.3514ドルが抵抗帯。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルは昨日安値1.2101ドルを下回り、1.20ドル台での推移となれば、2日安値1.2040ドルまでの下押しは考えておきたい。ポンドドルは1.3394ドルまで上昇してきた日足一目均衡表・転換線が目先の下値めど。

  • 本日のロンドン為替市場では、2年7カ月ぶりに1.21ドルに乗せたユーロドルの堅調地合いがどの程度まで強まるかを見極めたい。目先の上値ポイントとしては、2018年前半に一旦支えられた1.21ドル半ばや、同年4月の下落局面で下げ止まった1.2139ドル(18年4月30日高値)付近をこなせるかに注目か。1日から2日にかけての上げ幅は200ポイント近くあり、昨日序盤にも見られた持ち高調整の売りで押されることもあるだろう。ただ、「Trend is your friend(トレンドは友だち)」という相場格言もあるように、よほどの悪材料が出ない限りはあくまでも「調整の域」をでないのではないか。
     なお来週の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて、金融当局者は政策に関する発言を控えるブラックアウト期間に入る。よって、欧州連合(EU)サイドからユーロ高をけん制する発言は出難いかもしれない。

     気になるところでは、来週の半ばに控える今年最後の欧州連合(EU)首脳会議の行方か。ハンガリーやポーランドの反対により、EU次期多年度予算が合意しないまま来年を迎える可能性が高まっている。予算不成立となれば、景気回復の財源として期待されていた復興基金の稼働が遅れることもあり得るだろう。そうなった場合にはユーロの上値はさすがに追い難い。
     本日は仏・独・ユーロ圏の11月サービス部門PMI改定値が発表予定。同月速報では新型コロナ対策の影響で景況判断の境目となる50を下回った。速報値から大きく下方修正されるようであれば、ユーロ上昇の勢いが鈍るかもしれない。

     ポンドドルは「英国と欧州連合(EU)の将来関係を巡る協議」の行方次第。昨日は、今週合意への期待が急速に窄み、売り戻しが強まる場面があった。
     他通貨では、11月トルコ消費者物価指数(CPI、予想:前月比1.00%/前年比12.60%)を受けたトルコリラの値動きにも注目したい。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルは前述した1.2139ドルをこなせるかがポイント。ポンドドルは1・2日高値1.3441ドルが抵抗水準。リラ円は11月30日高値13.44円が目先の上値めど。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルは昨日安値1.2040ドル、ポンドドルも昨日安値1.3288ドルが支持水準。リラ円は日足一目均衡表・雲の下限13.11円が下値めど。

  • EU予算成立は来年に持ち越す恐れ EUの重点政策や復興基金の稼働の遅れも

     年内最後となる10・11日の欧州首脳会議は、時間切れが迫る英EU間の将来関係協議とともに、EUの次期多年度予算と復興基金を巡る議論の行方に注目が集まる。ハンガリーやポーランドは法の支配とEU予算を結びつける新たな仕組みへの反対姿勢を崩しておらず、このまま次期多年度予算が成立できずに越年する可能性が高まりつつある。

     予算審議の決着が来年に持ち越される場合、暫定予算を編成することになるが、新たな予算計上はできず、EUの新執行部が掲げる気候変動対策やデジタル化などの重点政策への予算拠出が遅れることになる。多年度予算と紐づけられた復興基金の稼働も遅れるが、復興計画の提出期限が4月末のため、こちらは数ヵ月程度の猶予期間がある。

     問題は多年度予算の不成立が長期化した場合で、この場合、復興基金をEU予算から切り離す形の制度設計の変更が検討されよう。だが、債券発行の裏付けとなる資本金を各国が拠出することになり、国境炭素税やプラスチック税を返済原資に充当することもできなくなる。基金の配分見直しを求める声も浮上する可能性があり、加盟国間の意見対立が表面化することが避けられない。財政統合への第一歩と歓迎された復興基金の稼働が危ぶまれれば、EUの危機対応能力が改めて不安視されたり、債務問題が再燃する恐れもある。

  •  本日のロンドン為替市場では、ユーロが対ドルや対円で上値余地を広げることができるか注目される。ユーロドルは昨日、重要とされたレジスタンス・1.20ドル前半をクリアに上抜け、ユーロ円も11月に2度頭を抑えられた125円前半をしっかりと上回った。ほぼ一本調子で上げてきたため持ち高調整はあるのだろうが、金融市場がリスク回避に大きく傾かない限りはユーロ高トレンドが継続か。ユーロドルは1.20ドル台、ユーロ円は125円台での買い場探しとなりそうだ。
     ユーロドルの上サイドのオーダー状況は1.20ドル台後半から1.21ドルにかけて売りが観測されるものの、節目・節目にはストップロスオーダーが置かれている。1.22ドル台に目立ったものは今のところなく、上値を試しやすいように見える。ユーロ円は126円の売りを東京午前にこなし、126円前半には売りとストップが混在。126円半ばからは薄いオーダー状況であり、こちらも走りやすい様相だ。
     なお経済指標では、10月独小売売上高指数、同月ユーロ圏卸売物価指数や失業率が発表予定だが、よほど弱い結果にならない限りは相場への影響限定的だろう。

     ポンドドルは、大詰めを迎えた「英国と欧州連合(EU)の将来関係を巡る協議」次第というのは変わらず。昨日は合意期待に加えてリスクオンのドル売りに押され、1.3441ドルと9月1日以来の高値を更新した。本日も英EU交渉の関連報道で上下することになるだろう。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルは節目1.21ドルを超えると2018年4月30日高値1.2139ドルが次の上値めど。ユーロ円は9月10日高値126.46円が上値めど。ポンドドルは9月1日高値1.3482ドルが目標値。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルは9月1日高値1.2011ドル、ユーロ円は昨日上げ幅の38.2%押し125.36円付近が支持水準。ポンドドルは1日安値1.3316ドルが下値めど。

  • 本日のロンドン為替市場では、昨日は月末要因で後退したリスクオン地合いが、アジア市場同様に回復するかに注目。リスクセンチメントが再び強まるようであれば、昨日1.20ドル台は短命に終わったユーロドルや、125円台の11月9日高値に並ぶも失速したユーロ円の持ち直しも期待できそうだ。
     ただユーロドルのオーダー状況を見る限りでは、1.20ドル付近にはまとまった売りが控えており、一気に9月1日高値1.2011ドルを上抜けて年初来高値を更新という動きは簡単ではなさそう。テクニカルでも、昨日の日足は上ヒゲ陰線で引けたことで一旦は頭打ちという見方もできる。リスクオンのユーロロングも1.20ドル手前では一旦ポジションを減らし、大台にしっかり乗せたことを確認後で再び買いでも良いか。
     なお、欧州午前には仏・独・ユーロ圏の11月製造業PMI改定値が発表予定。速報値では独・ユーロ圏が景気判断の節目50をしっかりと上回り堅調さを維持したものの、仏は49.1と3カ月ぶりに節目を下回った。その仏の改善度合いに注目したい。

     ポンドは、英国とEUの将来関係を巡る協議次第というのは変わらず。昨日はアイルランドのコベニー外相が「英EUの貿易協議は今週、合意に至る見通し」との発言が伝わり、1日午前(現地時間30日深夜)にも同国のマーティン首相から同様の見解が示された。
     英・北アイルランドと国境を接するアイルランドの政府首脳陣から「前向きな発言」が出てくるということは、実際に交渉が進展していると推測できる。ポンドが下げ渋っているのは、合意への期待感が高まっているということもあるのだろう。警戒すべきはやはり、英国が強硬な態度を変えずに交渉延期、または決裂のような梯子を外されたときか。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルは9月1日高値1.2011ドルが上値の重要水準。ポンドドルは26日高値1.3398ドルから節目1.34ドルが上値のポイント。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルは25日安値1.1882ドルが支持水準。ポンドドルは27日安値1.3289ドルを割り込むようであれば、19日安値1.3196ドルを目指す展開か。

  • 本日のロンドン為替市場でポンドは、月末に絡んだフローに注意し、英・欧州連合(EU)交渉において何度目かの「非常に重要な週」を迎えて関連報道に警戒しながら、神経質な値動きとなりそうだ。
     月末フローに関しては市場の値動きで推測するしかないが、昨年11月末を振り返るとロンドンフィキシングにかけてポンド買い・ドル売りが持ち込まれていた。
     週明けのポンドドルは底堅くスタート。英国とEUの将来関係を巡る協議について、ラーブ英外相の発言「週内に合意する可能性」を受けた値動き。論争の的の1つ「漁業権」の問題で、溝が埋まりつつあることが示唆されている。ただ一方、英インディペンデンス紙は英政府関係者の話として「EUが示した英水域での漁業権の譲歩は、承服できるような提案ではない」とも報じている。
     英・EU側とも交渉決裂は互いの経済にダメージを与えることは理解しているもよう。英タイムズ紙が伝えた「フォンデアライエン欧州委員長がバルニエ英EU離脱・欧州委員会首席交渉官に対し、合意に向けて圧力をかけている」の真意や、48時間以内に開催されるとされた英仏首脳会談などが注目される。

     ユーロも対ドルやポンドにおける月末フローを気にしながらの取引か。リスクオン地合いの強まりと共に先週は下値の堅さを確認。週明けも買いが先行しており、プライスアクションを見る限りでは上値を試したがってはいるようだ。
     本日注目したいのが、構成内容でユーロの割り合いが多い「ドルインデックス」が約2年7カ月ぶりのドル安値を更新していること。トレンドフォローの投機筋からドル売りが出やすいと予想され、ユーロドルは9月1日に記録した年初来高値を更新するようであれば、上昇に弾みがつくかもしれない。

    想定レンジ上限
    ・ポンドドルは26日高値1.3398ドルから節目1.34ドル、ユーロドルは9月1日高値1.2011ドルが上値の重要水準。
    想定レンジ下限
    ・ポンドドルは27日安値1.3289ドルを割り込むようであれば、19日安値1.3196ドルを目指す展開か。ユーロドルは25日安値であり日足一目均衡表・転換線でもある1.1882ドルが支持水準。

  • 本日のロンドン為替市場のユーロドルは、11月ユーロ圏経済信頼感指数や11月ユーロ圏消費者信頼感指数を見極め、ポンドドルは、バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官の通商交渉の状況説明に要注目となる。
     11月ユーロ圏経済信頼感指数の予想は86.5、11月ユーロ圏消費者信頼感指数の確定値の予想は▲17.6と見込まれている。新型コロナウイルス感染第3波による都市封鎖(ロックダウン)の影響で、ネガティブサプライズに要警戒となる。
     本日、バルニエEU離脱首席交渉官が、EU加盟27カ国の外交当局者に交渉に関する最新情報を伝え、沿岸諸国の漁業担当相にも説明を行うことになっており要注目となる。EU当局者は、土壇場で計画が変更されない限り、EUの交渉チームは28日の交渉再開のためロンドンに向かう準備をしている、と述べた。バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官は、英国側の交渉責任者デービッド・フロスト氏に対し、英国に譲歩する用意がないのであれば、交渉継続のために訪英する意味はほとんどないと警告していた、と報じられており、本日の状況説明が前向きなものか、それとも難航していることが示唆されるのか、要注目となる。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルの上値目処(めど)は、9月1日の高値の1.2011ドル、ユーロ円は一目・雲の上限の124.73円。ポンドドルは9月1日の高値の1.3482ドル、ポンド円は11月11日の高値の140.30円。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・雲の上限の1.1812ドル、ユーロ円は一目・転換線の123.71円。ポンドドルは一目・転換線の1.3294ドル、ポンド円は一目・転換線の138.53円。

  •  為替市場はユーロ高とポンド高。対円やドルなどでじり高推移となっている。テクニカルに見た場合、いまだレンジ内にはとどまっているものの、ポンド/円のように短期抵抗を上抜けかかっている通貨ペアも少なくないだけに、攻防が注視されているようだ。

  •  本日のロンドン為替市場のユーロドルは、ニューヨーク市場が感謝祭で休場のため閑散取引が予想される中、ECB理事会議事要旨(10月28−29日分)や英国と欧州連合(EU)との通商交渉に関するヘッドラインに要注目となる。
     12月独消費者信頼感指数(Gfk調査、予想:▲5.0)や11月仏消費者信頼感指数(予想:92)では、新型コロナウイルス感染第3波による都市封鎖(ロックダウン)の影響で、ネガティブサプライズに要警戒となる。
     ECB理事会議事要旨(10月28−29日分)やレーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフ・エコノミストの講演では、12月10日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和措置への言及に要注目か。
     また、今週は英国と欧州連合(EU)の通商協議が合意に到達する可能性が高まっているものの、昨日のジョンソン英首相の発言「漁業権に対する立場は変わらず、EUが受け入れなければ交渉進展はない。移行期間は延長しない」やマーティン・アイルランド首相の発言「交渉はおそらく段階的に合意される可能性」など、関連ヘッドラインに要注目となる。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルの上値目処(めど)は、9月1日の高値の1.2011ドル、ユーロ円は一目・雲の上限の124.73円。ポンドドルは9月1日の高値の1.3482ドル、ポンド円は11月11日の高値の140.30円。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・雲の上限の1.1812ドル、ユーロ円は一目・雲の下限の123.88円。ポンドドルは一目・転換線の1.3280ドル、ポンド円は一目・転換線の138.53円。

  •  本日のロンドン為替市場のユーロドルは、ホルツマン・オーストリア中銀総裁の講演や欧州中央銀行(ECB)、半期金融安定報告に注目する展開となる。
     ホルツマン・オーストリア中銀総裁は、先日、「新型ウイルス感染拡大による危機が大幅に悪化し、治療法などの開発が一段と遅れ、 経済が崩壊し続けた場合、一段の金融政策、および財政政策の導入が検討される必要がある。ただ入手可能な情報に基づくと、現時点で一段の金融支援策を提供する必要はない」と述べており、本日も同様の見解が予想される。しかしながら、ラガルドECB総裁など多数のECB高官は、新型コロナウイルス感染第3波による都市封鎖(ロックダウン)が行動を規制し、景気圧迫要因となっていることで、12月10日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和措置を示唆していることで、追加緩和措置が発動されることは既定路線となっている。
     また、今週は英国と欧州連合(EU)の通商協議が合意に到達する可能性が高まっていることで、関連ヘッドラインに要注目となる。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルの上値目処(めど)は、9月1日の高値の1.2011ドル、ユーロ円は一目・雲の上限の124.73円。ポンドドルは9月2日の高値の1.3403ドル、ポンド円は11月11日の高値の140.30円。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・雲の上限の1.1812ドル、ユーロ円は一目・転換線の123.65円。ポンドドルは一目・転換線の1.3254ドル、ポンド円は一目・転換線の138.52円。

  •  本日のロンドン為替市場のユーロドルは、7−9月期独国内総生産(GDP)改定値や11月独Ifo企業景況感指数、そして複数のECB高官の発言に注目する展開となる。
     7−9月期独国内総生産(GDP)改定値(季節調整済)の予想は、前期比+8.2%、前年同期比▲4.3%となっている。10月以降にドイツや欧州での新型コロナウイルス感染第3波による都市封鎖(ロックダウン)が行動を規制し、景気圧迫要因となっていることで、11月独Ifo企業景況感指数(予想:90.1)のネガティブサプライズに要警戒となる。
      レーン・フィンランド中銀総裁、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事、ラガルドECB総裁、レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミストの講演では、都市封鎖(ロックダウン)を受けた12月10日の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和措置への言及に要注目となる。
     また、今週は英国と欧州連合(EU)の通商協議が合意に到達する可能性が高まっていることで、関連ヘッドラインに要注目となる。

    想定レンジ上限
    ・ユーロドルの上値目処(めど)は、11月23日の高値の1.1906ドル、ユーロ円は一目・雲の上限の124.73円。

    想定レンジ下限
    ・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・基準線の1.1762ドル、ユーロ円は11月19日の安値の122.85円。

  • しかし 赤鬼クジラのじーさん

    ボリ使いって自慢してた割に 適当逆張りだから

    ダメなんだよ(笑)

    手を出す場面でないのに

    相場が落ち着いてからのトレードが出来ないの

    は、致命的だよね。

    ナンピン出来ない資金力が 赤を引きずる。

    「赤字の鬼クジラ」ぷっ

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