IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

本日のNY為替市場のドル円は、新型コロナウイルスの感染拡大状況やワクチン開発状況に警戒しながら、11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数やパウエルFRB議長の議会証言に注目する展開が予想される。

 11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数の予想は57.9となっており、10月の59.3からの低下が見込まれている。11月の雇用統計を見極める意味で、雇用指数に注目しながら、新型コロナウイルス第3波によるネガティブサプライズに要警戒となる。

 12月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加緩和観測が後退しつつあることで、本日のパウエルFRB議長の議会証言には要注目となる。パウエルFRB議長は、「ワクチンに関する最近のニュースは中期的に極めて前向きな内容だ。当面は時期や生産・供給、異なる集団での効果などを巡り大きな難題と不確実性が残る。新型コロナ感染件数の国内外での増加は懸念材料であり、向こう数カ月に困難をもたらしかねない」と証言する予定となっている。FOMCでは、こうした懸念にどう対応するか示唆することはなかったものの、経済の回復を下支えするため、あらゆる手段を活用するつもりだ、強調しており、追加緩和策への言及の有無に要注目となる。

 新型コロナ景気対策法案に関しては、ペロシ米下院議長とマコネル共和党上院院内総務の攻防が続いており、関連ヘッドラインに要警戒となる。
 米大統領選挙の最終結果に関しても、12月14日の選挙人集会の6日前の12月8日に向けたトランプ陣営の遅延作戦にも要警戒となる。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値の目処(めど)は、一目・雲の下限の105.14円。

・想定レンジ下限
 ドル円の下値の目処(めど)は、11月30日の安値の103.83円。