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NYタイムは、昨日の米感謝祭による休場に続き、本日も米債券・株式・商品市場は短縮取引で、休暇を取ったままの米市場参加者も多いため、為替市場も閑散な取引となるか。
 ドル円は東京タイムに流れを引き継ぎ、円高傾向で動きとなりやすいだろう。昨日安値103.91円や、本日東京タイムに下げ渋った103.90円といった目先の下値の節目を下抜けた場合に円高がさらに進むリスクが懸念される。
 しかし、薄商いのなか多少のまとまったフローで上下ともに振れやすい可能性を考慮すると、東京タイム終盤に戻りがいったん頭打ちとなった104.11円前後を抜けて上向きの勢いがつけば、東京タイムで進んだ円高が巻き戻され、早朝につけた本日ここまでのレンジ上限104.29円からの下落幅を縮小することも期待できる。
 いずれにしろ、為替の大きな動意につながりそうなイベントは予定されておらず、動意の値幅は基本的に限られるとみる。
 
 気をつけたいのは、28日から交渉再開となる英・欧州連合(EU)の離脱後の協定に関する行方がリスク回避につながる展開。英国に譲歩する用意がないのであれば、交渉継続のために訪英する意味はほとんどないと警告していたバルニエEU首席交渉官が、とりあえず交渉地ロンドンへ向かったことは多少安心感を誘った。しかし、EU外交筋が、バルニエ交渉官は「英との通商合意が可能かは現時点では言えないと述べた」とも伝わっており予断を許さない。


・想定レンジ上限
 ドル円の上値めどは、日足一目均衡表・基準線104.43円

・想定レンジ下限
 ドル円の18日安値103.65円。