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「共用オフィス」に警鐘=不動産市場のリスク-米連銀総裁

2019年09月21日16時00分

【ワシントン時事】米ボストン連邦準備銀行のローゼングレン総裁は20日、急拡大している「共用オフィス」をめぐり、「景気後退で損失が膨らむことを懸念している」と述べた。ソフトバンクグループの出資先で、共用オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーを念頭に、巨額投資で賃貸オフィス物件を増やす事業モデルの脆弱(ぜいじゃく)性に警鐘を鳴らした。

連邦準備制度理事会(FRB)当局者が、金融システムの安定性を脅かすリスク源として、特定業種に言及するのは極めて異例。
 総裁は企業名には触れなかった。しかし、借り入れを増やし、各地で急速に事業を拡大させている共用オフィス企業は「新タイプのリスク」として、注視が必要だと語った。